苦しい時に笑えるか
苦しい時、逆境に立った時、誰もが下を向き負けそうになる。
自分もそのうちの一人だった。
毎日の練習で自分の力不足を体感させられる。精神的にも肉体的にも限界に近くボロボロだった。
時には、サッカーをしたくないとまで思ってしまう。それでも次の日には練習がある。落ち込んでも、どんだけしんどくても毎日のように練習がやってくる。怖くて逃げ出したくなっても自分を奮い立たせて練習へ向かう。
そんな苦しい時、逆境に立たされている時に笑えるか。
そんなメンタリティを持つ選手にならなければならない。
上手くいっている時、笑えるのは当然だ。良いメンタルの状態でプレーできる。
しかし、苦しい時こそ本当に選手としての力量が試される。
苦しい時こそ笑い、逆境を楽しめるメンタリティを持つ選手こそが自分がなるべき選手像だ。
成功に囚われるな成長に囚われろ
これはご存知の通り本田圭佑さんの言葉だ。
2回生の頃、自分は「試合に出て、活躍する」そんな成功体験に囚われ続けていた。
成功に囚われている時点で成長は止まる。
できないことにチャレンジし続け、多くの失敗の先に成功がある。そしてまた新たにチャレンジし続ける。
それを繰り返すだけ。できる事を一つ一つ増やし成長していく。
成功は成長の単なる過程の一つでしかない。
成功に囚われ続けていた2回生の頃、自分のできないことに目を向けずに、できる事ばかりをしていた。
結果として多くのチャンスがあったにも関わらず、チャンスを逃し続けた。
成功ではなく成長に囚われる。
ただひたむきに目の前の課題と向き合い、成長し続ける。
結果としてその先に大きな成功があるのではないかと思う。