



次回から始まる番外編ストーリー



一応、アオリ文章とゆ~か

お話の前提みたいなのを

書いてみます

予告
かなあ…(-.-;)
【プレリュード】
リンディスファーンがグリーンオアシスを脱出出来たのは奇跡以外の何物でもなかった。
地球連邦軍を恐怖に陥れているイラルの精鋭部隊。
彼等の幾度かに渡る攻撃にリンディスファーンの乗組員は良く耐えたと言っても良いだろう。
艤装途上の艦とプロトタイプとも呼べない開発中の搭載機。そして民間人の協力を得なければ艦の運用もままならない現状。
副官ビル・チューズデイは自分達を取り巻く状況を心底呪った。
(肝いりの新型MS開発計画がこうも容易く潰されるなど…。イラルに情報が筒抜けって事じゃないのか?)
グリーンオアシスでの戦闘以来のビルの消えない疑念である。
ビルはブリッジの戦術ディスプレイに過去のイラルの戦闘データやこれまでの自分達の戦闘記録をランダムに投影していった。
ビルは次々と映し出される情報を目で追った。
「あの実験機があったからこそか…」
そう呟いてみる。
グリプスで開発されたらしい唯一回収来たガンダムタイプ。
しかしビル達はこの機体の詳細は知らされてはいない。そもそも実戦への投入は全く想定されていなかった機体のようなのだ。
残された資料によれば『次の』機体開発の為の各種データ収集用の機体との事だったが。
軍内部で開発された筈のMSの詳細が不明瞭な事実は大きな不安材料ではある。増してそれが現有する貴重な戦力ならば尚更だ。
連邦軍という末端まで肥大化した組織故の弊害である事は間違いなかった。
「だからイラルに好きなようにされる…」
その独り言にブリッジの一人が反応した。
「チューズデイ大尉は心配事が絶えないんですね」
その声の主は民間人でありながら地球連邦軍の制服に身を包んだ女性だった。
「私みたいな民間人が当たり前のように艦に居る事もその一つなんですよね?」
その艶光する黒髪の東洋系の女性は念押しする様に言った。
ビルはヨウコ・エバーグリーンが苦手だった。
端麗な顔立ちの黒目がちな瞳に全て見透かされている様に思われたのだ。
だが彼女もまた奇跡とも言える操艦技術で此処までの戦闘に多大な貢献をしていた。
今 リンディスファーンはドック艦チェリーブロッサムとの接触ポイントに向かっていた。