ガンダム再生計画から派生した次世代機開発用実験機『次期全領域攻撃型可変戦術機器』。通称ナスティ。
形式番号のNはNEXT、003は設計段階での三番目の構想を意味し、実際に機体が建造されたのはこれが最初となる。
ガンダムの名を冠するに相応しい高性能汎用機を目指した機体であり、変形と装備の換装によりあらゆる戦闘領域に対応する。
機体の基本構造はZ系の設計を継承しており、優れた耐久性と柔軟な稼働領域を誇る。変形機構は強度の向上と整備性を考慮し ベース設計に比して簡略化されており、変形後に発揮される機能の大部分は外付けのユニットに依存する。
変形用ユニットは数種類存在するとされるが確認されているのは高速移動形態のみである。この形態はウェイブライダーに相似する姿を持つが本機ではフライングフォームと称する。
両肩と両脛に計4機の小型の熱核反応炉を搭載(この設計もかつてのZ計画の試作機の構造を踏襲したものである。)し20m級のサイズのMSとしては桁違いの出力を持つ。
高出力故に様々なビーム兵器の運用が可能であり地球連邦軍の統一規格に準じてさえいれば全てのビーム兵器の運用が可能であると言える。
出力に余裕がある事と技術革新により、稼働範囲と時間に制限があるもののIフィールドを発生させる事が可能。
優れた機動性を生かした高速一撃離脱戦法を最も得意とするが近接戦闘も十分考慮されており、用途に応じた2種類のビームサーベルが標準装備となっている。(フライングユニット装着時は別途オプションが存在する為にこの限りでは無い。)
スペック上は地球連邦軍の最高の性能を誇り、機体性能を限界まで引き出した際の能力はグレイソードを完全に凌駕すると考えられている。
機体サイズに比して大出力のジェネレーターを搭載する為、試験的に緊急用の新たな冷却システムを搭載している。
それは重金属粒子を触媒として機体外に熱を強制排出するというものである。
強制排出された触媒はメガ粒子に匹敵する熱と質量を有し、非常時には攻撃兵器として転用出来る。
万能性と高スペックを追求した結果として機体のシステムは複雑化し、操縦性は極端に悪化した。
従来型コンピューターでの解決が困難とした技術陣は禁断の技術サイコフレームに着目する。
そして本機はその延長線を超える機能を有する事になる。
