永年続いた会社を引き継ぎ、日々さまざまな経営課題と正面から向き合っている社長。
毎日のように発生する問題に対して、
「どうすれば解決できるだろう?」「どうしてこんなことばかり起きるんだ」と、
デスクの前で一人頭を抱えてはいませんか?
売上のこと、人間関係のこと、先代からのプレッシャー……。
目の前のトラブルを必死に片付けているのに、
なぜかいつも同じような壁にぶつかってしまい、
先へ進めないような行き詰まりを感じているなら、
いま必要なのは「問題の解決法を探すこと」ではないかもしれません。
今回は、ビジネス書『自問力』の知恵をベースに、
経営のブレイクスルーを起こすための「自分への問いかけ方」について、
少し肩の力を抜いてお読みいただけるヒントをお届けします。
1. なぜ「できることからやる」だけでは会社が変わらないのか?
経営課題に直面したとき、
多くの社長は「今、自分にできることから手をつけよう」と考えがちです。
ですが、少し厳しい言い方をすれば、
「これまでにできることを精一杯続けてきた結果」が、
まさに今の会社の状態です。
人間の脳は本能的に「不確実性(予測のつかない変化やリスク)」を避けて、
現状を維持しようとする性質を持っています。
そのため、「できること」の延長線上で考えているうちは、
無意識のうちに過去のパターンの枠から出られなくなってしまうのです。
能力を超えるような大きな問題や、会社をガラリと変えたい局面においては、
「できることから始める」という発想自体が、
本質的な解決を遠ざけるブレーキになっている可能性があります。
2. 「どうすればいいか?」ではなく「得たい結果は何か?」
トラブルが起きたとき、私たちの脳は自動的に
「どうすればこの問題を解決できるか?」という問いを立ててしまいます。
しかし、この「どうすれば?」という質問は、実はとても危険です。
なぜなら、意識の焦点が「今ある問題(ネガティブな現状)」に
強く固定されてしまうからです。
本当に立てるべき問いは、「自分が本当に得たい結果は何か?」という未来への質問です。
たとえば、ベテラン社員との意見の食い違いという問題が起きたとします。
「どうすれば彼を説得できるか?」と悩むのではなく、
「自分がこの会社で本当に得たい結果(理想の組織像や関係性)は何だろう?」
と問い直してみるのです。
質問が変わると脳の焦点が変わり、問題解決に振り回されていた時には見えなかった、
まったく新しい選択肢やビジネスのインスピレーションが湧き出るようになります。
3. 本当に欲しいものは「感情」にある。答えを導く5つの自問
「売上を増やしたい」「もっと認められたい」という目標の裏には、
実は「安心感」や「成長」「貢献」といった、
私たちが本当に求めている「6つの感情」が隠されています。
周囲の期待から生まれた「ニセの願望」を手放し、
自分の本当の願いに気づくことが、
経営の運や直感を味方につける土台となります。
問題にぶつかったときは、
デスクの前で静かに次の5つの質問を自分自身に投げかけてみてください。
-
「自分が本当に得たい結果はなんだろう?」
-
「どうして、自分はそれを得たいのだろう?」
-
「どうしたらそれを実現できるだろう?」
-
「これは自分の将来にとってどんな意味があるのだろう?」
-
「今、自分がすべきことは何だろう?」
まずは、何かが起きたら「どうしよう?」ではなく
「得たい結果は何か?」と自分に問いかける、小さな一歩から始めてみましょう。
まとめ
歴史ある会社を守る社長の仕事は、時に孤独で、
言葉にできないプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるでしょう。
でも、どうか一人で抱え込みすぎないでください。
「問題解決のループから抜け出し、本当の望みを知り、
正しい問いかけを脳に届ける」 このステップを踏むことで、
張り詰めていた心がフッと緩み、
あなたの脳の中に新しいビジネスのインスピレーションが
湧き出るスペースが生まれます。
「そうはいっても、日々の忙しさに追われて、
自分自身にじっくり問いかける時間が取れない……」
「自分の本音や、会社が本当に目指すべきゴールをどう見極めればいいのか分からない」
そんな風に思われたなら、一度日常のプレッシャーから少し離れて、
新しい学びの場へ足を運んでみませんか。
「開運ドロボー式ひらめき経営セミナー」は、
日々責任感と戦う後継社長の皆さまが、
肩の力を抜いて潜在意識を心地よく活用するための、
温かい環境をご用意しています。
セミナーに参加し、あなたの脳に届ける
「正しい問いかけ(プロンプト)」を理解することは、
これからの経営に素晴らしいひらめきや運を得られる大きなヒントになるはずです。
あなたが大切に守ってきた会社を、
あなた自身の本当の願いとともに次代へ繋いでいく。
そのためのヒントを、ぜひ一緒に見つけに行きましょう。
▼詳細・お申し込みはこちらから https://seminat.iskkenkyujo.net
参考図書:自問力 堀江信宏著
