1986年の今日(6月20日)には、ポールはプリンス・トラスト・コンサートに出演しました。
エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、フィル・コリンズ、マーク・ノップラーらをバックに、「I Saw Her Standing There」「Long Tall Sally」「Get Back」を演奏しました。
昨日紹介したカンボジアのライブ以降、ライブをやっていなかったポールですが、このコンサートに出演したことが、この後1989年からのワールドツアーでライブ活動を再開させる上で大きなきっかけとなったと思います。
ポールはかなり好感触を得たようで、「プリンス・トラスト・コンサートでは陶酔しちゃったんだよ。ステージの上では大騒ぎだった。僕はノッてくるのを見て彼らも喜んだんじゃないかな。「I Saw Her Standing There」「Long Tall Sally」をオリジナルキーで歌ったんだ。気分は最高!毎晩だってやっちゃうよ!だからバンドがほしいんだ。ウイングスと呼ぶかどうかわからないけどね。」と、興奮した様子でインタビューを受けていました。
そのご、セッションをして新しいバンドを組んで1989年オスロ公演を皮切りにワールドツアーに出て、90年3月には、東京ドームでもライブをやってくれました。その時の日本公演のことは僕のブログで3月に書きましたので、時間があれば読んでみてください。

と、いうわけで、今日のYou Tube動画は上で紹介した3曲を貼り付けます。

「I Saw Her Standing There」


「Long Tall Sally」


「Get Back」


ちなみに、翌年のプリンス・トラスト・コンサートには、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターがしゅつえんしました。

「Long Tall Sally」をオリジナルキーで歌うということで思い出しました。
以前、武内享が言っていました。「Long Tall Sally」を地声でオリジナルキーで歌えるのはポールと大土井祐二しかいないんじゃやないかって。