電気管理技術者への転身を考えてSNSやYouTubeで情報を集め始めて

から、電験三種の資格試験についての記事をよく目にするようになり

ました。そこで凄く簡単ですが、自分自身が勉強してきた方法を紹介

したいと思います。(たぶんあまり役に立たないと思います)

 

以前は六科目制で、一度に全部合格しないと合格証をくれなかったそ

うです。それがあるとき四科目制に変わりました。しかも二年間有効

になったという事です。それじゃ自分も合格できるかなという事で、

繁忙なサブコン業務の合間を縫ってコツコツ勉強し、何とか3年で合

格出来ました。

 

当時はSNSもYouTubeもなく、情報収集と言えばリアル口コミか、2

ちゃんねるくらいしか有りませんでした。そんな中テキスト選びや勉

強手順を検討しました。まず理論から始めたら機械や電力にも応用が

効くことや、法規は覚えることが主体なので最後に回すこと。それと

出題頻度が高い問題や、これを覚えれば他の問題を理解するのにも役

立つ問題などを優先的に勉強しました。それには訳ワカメ状態であっ

ても過去問を数年分解いてみるという行為が必要です。当然最初は恐

ろしく時間がかかりました。それとテキストを全部理解しようとしな

いことです。8割ほどマスターしたら大体合格圏内です。

 

テキスト選びですが、カラーでイラストがふんだんに使われているも

のは自分には合いませんで、白黒で文字や図ばかりの物が使いやす

かったです。自分でマーキングしたり朱書き注釈を入れるのに都合が

良かったからです。

 

数学の公式は中々頭に入りません。あんなのはいきなり理解しようと

したらだめです。凡人は丸暗記です。読んでも覚えられないから何度

も書き写します。小学校でやった漢字の書き取りと一緒です。頭の中

に公式をクッキリ浮かべることができるようになったら、自然に後か

ら理解がついてきます。これが最強の?勉強方法だったです。他人の

講義を聴いても分かったように錯覚するだけで、実は全然わかってい

ない。そんな事って凡人の身にはよくある事ですしね。結局は自分自

身で身につけないといけません。

 

結局100%独学でしたが、たぶん電験三種レベルでしたら、2~3

年ちょっと真面目に勉強すれば誰でも合格できると思います。合格し

てしまえば「あぁ、電験三種ってこんな程度かぁ」ってなると思いま

す。電気の世界の扉を開けて玄関に入ったところ、って感じです。

 

ということで、役に立たない勉強方法でした。