2025年からの電気管理技術者として独立開業に向けて準備していますが、

調べていくうちに、この業界は色々と変革期にある事が分かってきました。

 

保安協会さんには竣工検査で何度もお世話になってきましたが、現在新規の

外部委託を受け付けていないそうですね。

それと、先日電気管理技術者協会さんへ伺ったときにお聞きしたのですが、

ここ最近保安協会を辞めて電気管理技術者へ転身された方が大勢いらっしゃ

るとか。

 

しばらく内勤をやっているうちに何があったのか!?

 

一番の原因は保安法人の台頭みたいですね。

もう、雨があがった後のタケノコみたいにニョキニョキと増えているそうで

して、まったく知りませんでした。法令改正があったそうですが、そもそも

どうなんでしょ、この仕事は経験を積んだベテランがやるもんだと思ってい

たので、ビジネスとして手広く営利事業を行う分野なの?って感じです。

 

保安法人の席巻で電気保安協会の利益が減れば、当然組織ですからコスト

カットで社内がギスギスしたり、無理な営業して薄利多売化から業務量が

増えたとか、中間管理職が上層部から吊るし上げられたりとか、色々想像

できてしまう訳です。こちらも長年施工管理会社一筋でいろんな理不尽を

見てきてますからね。

 

ある保安法人なんかは「年金の足しになればと思いラクそうな仕事を・・

・」って応募してくる人を大量に採用してるみたいですが、電験資格を

持っているだけで実務経験ゼロの年寄りを集めて「さあ、緊急出動だ!」

って言っても上手くいく訳ないと思うんですけどねえ・・・。

 

そういった次第で、悪貨が良貨を駆逐している状況が浮かび上がってくる

わけです。管理技術者の資格要件が緩和されたり、電験の試験が簡易化

されたりなど、今後電気保守の技術水準が全国レベルで劣化していきそう

です。しかし・・・。

 

修羅場を踏んだ、知識と経験と熱意のある人しかこの仕事は続かないはず。

 

そう考えて、着々と準備を進めていきたいと思います。