今宵のお話は、最近の漁の様子です。
今年になってまだ20日位しか漁に出ていない新米漁師のちのびです。
今夜はでるぞ
ちのびの所属する漁協では大きく分けるとイカの一本釣り漁、魚の一本釣り漁、潜り漁とに分かれます。
潜り漁は「潜海」と言うグループに所属している者だけが、基本することが出来ます。
普通なら「正組合員」だったら問題なく出来るのですが、この漁協では出来ません。
出来る権利は有るけどやってはダメと言う
ローカルルールです。
ちのびはイカの一本釣り漁の後継者としてこの地で研修を受け、2023年1月1日に独立しました。
なので基本1年中イカを狙って漁に出ます。
来年はあの場所に行きたいな…
が、そのイカが居ません。
一番最近の漁ではヤセイカ3杯、子持ちイカ11杯。
その前の漁は開始1時間で強風になり、子持ちイカ10杯と惨敗です。
これでは漁ではなくオカズ取りです。
ちのびだけでなく、周りの漁師も獲れていません。
イカが居ないのです。
昨年のこの時期はイカがもう少し獲れており、そのイカを捕食しにヒラメが多く入ってきていましたが、今年は餌になるイカが居ないのでヒラメもほとんど入ってきていません。
魚の一本釣り漁をしている漁師もこの時期はお金になる魚があまり獲れないので、殆どがお休みしています。
今月も残り2日、今月の水揚げも厳しい…
来月はもっと厳しくなりそうだな…
どうしたものか…
今宵はこれまでにしとうございます。
次回のお話は、株式投資です。