今宵のお話は、久しぶりに出漁したお話です。
今年の1月1日から一本釣り漁の研修を受けています。
約10か月間研修を受けてきて連続7日間も漁に出なかった事は今回が初めてです。
「漁師」と言えば聞こえがいいですが、漁に出なければ〇〇〇と同じで、仕事の無いおっさんです。
「漁師殺すにゃ刃物は要らぬ、風の3日も吹けばいい」とはよく言ったもので、風が吹き海が荒れれば漁には出られません。
今回の台風14号の影響で7日間海に出られなかった漁師は、
隣町迄パチンコへ行ったり、買い物に行ったり、家でゆっくりしたりと漁とは関係ない事をしていたようです。
自分は月に20日以上の研修を受けないといけないので、漁に出れない時は陸の仕事を教わります。
タモ網を作ったり、ロープを結ぶ練習をしたり、予備の仕掛けを作ったりしていました。
補修し作り直した角網です。
昨夜は久しぶりの凪でしたので、皆挙って出漁します!
もちろん師匠も気合十分で「ちのび君、今日はいいぞ~」と笑顔で話しかけてきます。
漁場でのワンショット。
最近は陽が沈むのも早くなり、18時過ぎには漁がスタートします。
開始30分程で自分に2杯の剣先イカが付きました。
さらに30分後に1杯追加。
今夜は渋いな…
そう思った時にもう1杯追加。
すると船の前方で漁をしていた師匠が自分の居る所に来ます。
「付かんな…」
一言言って前方に戻ります。
しばらくして時計を見ると19時40分。
自分は小さい剣先イカを含め9杯をゲット。
師匠が「全く付かん、ちのび君は獲れたか?」と聞いてきます。
「小さいの合わせて9杯です」と答えると、黙ってイケマを覗きます。
「今日はダメじゃ、イカが付かん…」そう言って前に戻ります。
無線でも「1杯じゃ」「全く付かん」「帰ろう」等と皆良くなさそうな感じです。
結局この日は21時頃には皆帰りはじめ、師匠も22時には「帰ろう」と行ってきました。
この日の結果はちのび21杯、師匠と併せて30杯でした。
師匠の数は名誉の為に伏せておきます。
久しぶりの漁でしたが、イマイチの結果でした。
ここ数年は夏のイカから秋のイカが来るまでに1か月位獲れない時期があるそうです。
このようなイカの獲れない時期は無理して漁に出ず、船を陸に揚げ点検したり、ゆっくり休んだりするそうです。
またしばらくは陸の研修が増えそうです。
今夜も温泉&サウナに行こうかな…![]()
今宵はこれまでにしとうございます。
次回のお話は、漁師の仕事です。


