今晩はPajaです。

この前は、診察日でした。

診察日前のいつも準備をすませていざ病院に

この日は、血液検査とレントゲン検査があり

両方ともこなしていざ泌尿器科に。。

本日は、治療方針を自分で決めなくてはならない日です。

正直な所、どうしたいのか決めきれていませんでした。

治療を辞めるか継続か。。。

1日でも長く生きたいという思いと少しでも元気な日々を過ごしたい

天秤にかけて両方ともやりたい。。

この1週間ずっと悩みました、どう生きたいのか

X(旧Twitter)でも本心をポストしました。

治療を継続したい気持ち、少しでも元気な日々を過ごしたい

ここまでの期間を与えられて決めれなかった決断はありません。。

 

 

泌尿器科受診

まずは、血液検査の結果です。

炎症反応値が前回より上がってしまいました。

そして、今週の体調報告

正直いってステロイド増薬して元気になったけど

この時

朝5mgx3

昼5mgx3

で服用、夜になると体がものすごく重くなりガタガタ震えがとまりません。

という体調報告を行いました。

そして、本日のメインのお話

治療を続行するか、中断するかの相談

先生に正直な気持ちを打ち明けました。

”正直、悩んでいます。どっちがよいのか。。”

っと答えると先生は、

”炎症反応がまだ高いので、まずは緩和ケア科に行って炎症反応をどうするか決めてきましょう。”

”入院するのか、在宅か、ステロイドを増やすのかそれからお話しましょう。”

っというわけで

ひとまず

緩和ケア科に

 

 

緩和ケア科

緩和ケア科では、こんな話をしました。

まずは、体調について

・朝、昼は、元気だけど夕方以降がとても辛い

・左足の付け根がものすごく痛い

・首が痛い

一通り報告して

炎症反応の治療方針から

決定した内容は、こんな感じです。

・ステロイドを

朝 5mg x4

昼 5mg x2

夕 5mg x2

そして、長らく解らなかった左足の付け根ですが

前回、緊急受診した時のCTで

左足の付け根の部分が一部欠落(溶けてしまっている)していた

痛みは、ここからくるものと判断してもよいとの事

この治療は、放射線治療で行えるか放射線科と相談する事に

左足の付け根、ものすごく痛くて

自力で動かす事が出来ない時もあって、そういう時は、

自分の手で足を動かします。

入院の話ですが入院しないで在宅で頑張る事に決めました。

入院すれば何か起きた時すぐに対応していただけるのでとてもいいのですが

自宅でやっている事は、全く出来ない。。

やっぱり、入院より在宅のほうがいい

なんて言っても自宅が一番

それと、ステロイドが増薬になった分、感染症対策の薬を処方してもらいました。

また、レスキュー薬も多めに処方していただきました。

 

 

泌尿器科再び受診

炎症反応の治療方針が決まったので

再び泌尿器科受診です。

私がすごく悩んでいる事、泌尿器科の先生もよく理解してくださりました。

抗がん剤治療は、正直な所、何が起こるか解らないのが現状です。

解っていればとても楽なのですが

いつ副作用が出てしまうのか、効果が出るのか、現状維持できるのか

主治医の先生は、こんな私の気持ちを察してくださり

これまで、続けていたレンビマを1日14mg(4mgのカプセル,10mgのカプセル)を処方してくれました。

主治医の先生から”pajaさんの体調で服用する量を決めてください、また、服用しなくても大丈夫です。”

レンビマは、私の知っている限り 4mgのカプセルと10mgのカプセルがあります。

体調が良かったり、少し試して中断できる選択肢を用意してくれました。

4mg、10mg、14mgの3パターン(8mgもありますが8mgを続けると錠剤が無くなってしまう)用意してくれました。

主治医の先生は、”pajaさんの体調に合わせて服用してください、抑える事は、難しいですが進行を遅らす事ができるかもしれません。”

私の悩んでいる気持ちを理解してくれて服用する量を調節できるように処方しれくれました。

主治医の先生の優しさがとても反映された処方にとても嬉しかったです。

私の主治医の先生は、普段クールな感じなのですが

私の気持ちややりたい事等一番考えてくださり、一番なにが適しているのか判断してくれています。

その先生の気持ちがとても嬉しかったです。

たしかに、今また、休薬すると2週間、癌治療を行わないという事になってしまいます。

そうなると今度は、新しい薬を使うにも使えない状況になってしまう可能性だってあります。

私の肝臓には、10箇所以上の転移巣がありそれが大きくなると

抗がん剤治療ができなくなってしまいます。

信頼している主治医の先生が処方してくれたレンビマ

私の体調に合わせて服用してみようかなと思います。

そして、新しい薬を服用する時に服用できるのであれば

服用しようかなと思います。

服用できなかった場合は、抗がん剤治療は、ここで終わりにしようかと思います。(終わりにするしかない)

私が最初に担ぎ込まれた時、既に全身転移という状態で手遅れ一歩手前状態でした

そんな状態から今日まで2年と9ヶ月腎臓がんと戦ってこれました。

この2年と9ヶ月あっという間でしたが

とても有意義な生活ができたと言えます。

もし、次の診察で新しい薬を体に入れる事ができなくなっても

ここまで、フォロワー様、病院の関係者様、家族の支えがあって

ここまで来れています。

これは、とても嬉しい事です。

ただ、これだけの期間を用意してくださったのに決断できなかった

自分の優柔不断な所は、がっかりでしたが

X(旧ツイッター)フォロワー様、ブログのフォロワー様から支えて頂き

優柔不断は、決して悪い事ではないって思えるようになりました。

人は一人じゃ生きられないし決断もできない。

でも、これは、恥じゃない。。こういう時だってあるさ

私の人生の中で一番悩んだ決断でした。

私は、色々な経験をしてきました。

離婚も経験しています。

恋愛する時、離婚する時、結婚する時、プラモデルを買う時、高校入学する時、卒業してエンジニアになりたいって思った時

住居を選ぶ時、パソコンを買う時、ソフトを買う時、新しい事を始める時、今までやった事を辞める時

どんな時でも決断はすぐにできました。

今回は、本当に悩みに悩みました。

重ね重ねになりますが

治療を辞める事を考えると家族との時間の事が頭によりぎ、治療を続行する事を考えれば動けなくなってしまう事が頭によりぎ

それで、決断ができなかった。

先生とは、病気が発覚してからのお付き合いですが、とても私の事を理解してくださっていると勝手に思っています。

私にとって腎臓がんが発覚して医療関係で一番の幸運は、

今の病院、今の主治医の先生に出会えた事です。

信頼できて頼りにしています。

 

この受診が終わった後、すごく肩の荷がおりました。

重くのしかかっていた物が消えた感じです。

思いっきり痛い時、レスキュー薬が効いて楽になった気分です。

 

 

総括

自分自身で決め切らなかった事が先生の処方箋でとても楽になりました。

医師って本当にすごいですね。

レンビマは、体調をみて 4mgから開始して、10mg、14mgをうまく使い分けてみようかと思います。

それで、新しい薬を入れられるようになった時、入れてみようと思います。

いれられなかった場合でも、全力で生き抜きます!

最近すごくなやんだり、悲しんだり、喜んだり色々な思いがごちゃごちゃになってきてました

妻にも”体が辛いからやっぱり、治療辞める”っと言った事もありました。

治療を辞めるっという言葉が出なくて泣きながら話しました。

妻は、”ここまで、よく頑張ったよ、本当に、あなたの気持ちが一番楽な選択をして”っと

普段、妻には、遠慮なんかしないで言いたい事をはっきりと言ってきました。

私は、お世辞がとても苦手です。

妻にはなんの気兼ねなく思った事を話せます。

私にとって、これが夫婦円満の秘訣だと思っています。

 

 

長男の受験の結果

そして、去年よりずっと懸念していた長男の受験の結果ですが

なんと!!

合格できました!!

合格発表の時、緊張しましたが

無事に合格できて嬉しかったです。

また、この結果を生きて結果を知る事ができたのもとても嬉しいです。

後は、長男が高校生活を楽しんでもらえればいう事なしです。

長男も受験が終わったので心置きなくゲームができますw

 

さて、次の目標は、桜でスプライト!!

 

最後まで読んでくださり誠に有難うございました。