2024年2月25日(日)開場:12時半 開演:13時 らくごカフェ
予約:4000円

 

梅之丞 雷電初土俵
いちか 村越茂助 誉の使者
春陽 木津の勘助
阿久鯉 天保六花撰 玉子の強請
愛山 (三家三勇士)三十三間堂誉れの通し矢
~仲入り~
阿久鯉、春陽の愛山への質問コーナー「神田愛山自白調書(Ⅰ)」

 

愛山芸歴50周年記念会で昼夜の二部制、3月には伯山仕切りのイイノホールでの50周年会もあるとのことですが、どちらもチケット完売の盛況。また5月にも琴調、南北と同期50周年会もらくごカフェで開催されるとのこと。墨亭でも2月に開催されていたので、キャラに似合わぬ売れっ子に(笑)。

 

前回の古希祝い会とメンバーは同様、梅之丞、いちかは前座、二つ目としては立派、いちかは中堅以下の女流では銀治と並ぶ(銀治は真打ですが)、これから聴いていきたい講談師です。そして一番の愛弟子(正式ではないですが)、春陽の気持ちの良い木津の勘助、この噺大好きです。そして愛山お世話係の筆頭、阿久鯉は師匠松鯉得意の宗俊もの、そして愛山登場、講談の本質はダンディズムだという持論の切っ掛けになった三十三間堂を披露、流石の出来栄えでした。

 

仲入り後は、真打前の愛山若かりし日の紹介、というよりは暴露コーナー。強面の愛山が顔を真っ赤にして照れているのは本気だったでしょう。ここ数年のにわか愛山ファンとしては腹を抱えて笑ってしまいました、では。