2023年8月17日 「奈々福・太福の浪曲浮かれナイト」(完売御礼) 

 

玉川太福 任侠流れの豚次伝 第9話人生鳴門劇場

トークコーナー
玉川奈々福 長谷川伸 瞼の母

 

年3回のらくごカフェでの奈々福・太福の姉弟の会、主としてネタおろしものを掛ける会で、ちらしも出していないのに毎回満員。30人強の会場キャパでの親密感もある会です。浪曲はそんなに聴いている訳ではありませんが、この会をベースにしてできるだけ行くようにしていますし、満足感は毎回高いです。

 

この日は広島での独演会で、三遊亭白鳥の名作・任侠流れの豚次伝から第9話、第10話をネタおろしする前に、第9話の抜粋(?)を披露。白鳥は大好きですが、浪曲で聴くのは初めて。任侠伝ですから、端から浪曲・講談の世界観でありそら合いますよね。まだ試行錯誤のような感じでしたが、面白さは十分に伝わってきました。寅さんシリーズに次ぐ太福の十八番になるのかもしれません。

 

姉弟のトークコーナーでは、帯を忘れた奈々福姐さん、風呂敷?を上手く使ってごまかしていたことを自白、言われるまで気付きませんでしたが(笑)。そして、奈々福が最近おろしたという名作瞼の母、新劇、歌舞伎でも上演されますが、浪曲が一番しっくりくるかも。短いながらも良く出来た噺にまとめていました、ハッピーエンドではない終わり方、切ないものです。

 

次回は12月14日の討ち入りの日とのこと。流石に忠臣蔵をやるのかな?こちらもスケジュール合わせて、何とか聴きに行きたいと思います、では。

 

↓この会はチラシも何もないので、お二人の高知公演での写真を