8月14日(日)
落語 春風亭昇市
落語 瀧川鯉昇
俗曲 桧山うめ吉
落語 三遊亭円楽
-仲入り-
落語 三遊亭兼好
落語 桂歌助
曲芸 ボンボンブラザース
落語 三遊亭小遊三
国立演芸場の中席はここ数年は歌丸を引き継いで円楽がトリを務めていましたが、脳梗塞からの復帰として、初日、14日、20日(追加で15日も出演)に出演となり、14日に行ってきました。円楽は初日と違って仲入り前で25分位。入院中の話から、談志、木久扇などのいつもの悪口(笑)も入れつつ盛り上げ、最後は8月14日は歌丸の誕生日ということで、小遊三、鯉昇、談幸、笑遊、宮治、兼好や若手も舞台に呼ばれ、何故か小遊三がハッピバースデイを歌い、そしてなぜか円楽が法事の前に読み上げるお経を少し読んで、誕生日祝いと法事を一緒にするおかしな舞台となり笑わせて貰いました。円楽、昔は鼻について、面白くなく、おれはおれは上手いとの態度が大嫌いだったのですが、15年ほど前から高座を聴いて感心、感動し年齢と共に好きになってきたところでした。人情噺なんてこそばくて聞いてられない(今でもそうなんですが)、円楽とさん喬は素直に聴けるんですよね、少しづつで良いので良くなり、高座に上がって貰いたいものです。
円楽以外では、鯉昇のとぼけた味わいが大炸裂、やはりこの人は面白いな。そしてどこで何をやっても必ず笑いをとる、すべったのを見たことがない兼好の高砂やが最高。桂歌助は良い人なんだろうけど話が流れない、小遊三も受けていたけど、今日は本調子ではなかったようです。8月中席は鈴本でさん喬・権太楼がトリを務める恒例の興行もあり、そちらも2日ほど行く予定です、では。