【DOURAKUTEI出張寄席】
春風亭百栄・三遊亭萬橘 二人会
「おかしなふたり」

どこからあの発想がでてくるのか
どこからあのエネルギーがうみだされるのか
落語界きっての個性派・おふたりが相まみえます
それぞれ二席、演目は当日のお楽しみ

●2021年9月14日(火)
●19:00開演(18:30開場)
●出演:春風亭百栄 三遊亭萬橘
●木戸銭:前売3500円・当日3800円 ※全席自由
●場所:深川江戸資料館 小劇場 ≪HP≫
・都営大江戸線、半蔵門線「清澄白河」駅A3出口から徒歩5分

 

開口一番は聞けず、遅参。

そして百栄(ももえ)登場、独特の空気感の百栄師匠、ホームランの約束、大爆笑。以前にも聴きましたが、前立腺のくだり(下ネタではありません)は声を出して笑ってしまいました。そこから萬橘登場、こんなに笑う粗忽長屋ははじめて。行き倒れを見守る男性以外は皆な与太っていて、表情も素晴らしいし、小三治が聞いたら怒りそうな位の熱演でしたが、萬橘が演じると嵌ること。トリのようなテンションでした。

 

豊明屋は初めて聞いたネタですが、義太夫好きの長屋住人の短い話。奥さんに起こされて一寸したきっかけがあると直ぐに義太夫口調になるのですが、ある日挑戦者がきて義太夫合戦になるのですが、口太棹でからかい合い、最後は奥さんまで義太夫口調になり、、義太夫は勿論好きなのでマクラの義太夫の話から終わりまで大笑い。そして百栄の船越くん、演目名から想像の通り、二時間サスペンスドラマが好きな船越君と片平さんが、友人の男女二人をなぜか断崖絶壁に呼び出して、例の口調を使いながら無理やりにドラマの世界に引きずり込んでいくという内容。くだらないと言えばそうですが、普通に面白く、百栄のキャラづくりが上手いのでこちらも爆笑でした。このお二人の師匠で聞くとストレスが飛んで開放的な気分になります、また行こうっと、では。