2018年6月1日 午後6時30分開演 新国立劇場中劇場

2009年のヘンリー6世3部作(9時間上演!)を観て、新国のシェイクスピアの王朝シリーズを観ています。

その後、リチャード3世を観て、2016年のヘンリー4世は上海赴任で観れませんでしが、今回は東京で観ることができました。

放蕩のハル王子が紆余曲折を経てヘンリー5世となり、フランスへ侵攻し、圧倒的少数でフランス軍を破りイギリスの歴史に輝く英雄となった訳(仏からみれば、侵略者)ですが、侵攻への過程と勝利、その後のフランス王女との婚約までを描いています。

ヘンリー6世から続く、同じスタッフ、キャストによるもので、主演は浦井建治、彼は様々な舞台で活躍しているようですが、ヘンリー6世の上演でその評価を高めましたね。

 

ヘンリー5世は、4世、6世やリチャード3世の舞台に比べれば、やや重厚さに欠ける面を感じますが、長年の大河ドラマの中で大いに楽しめました。今回は狂言回し的な周りのキャストが目立つ舞台でした。充実した舞台を観ることができました。

では。

 

 

<特設ページ>

http://www.nntt.jac.go.jp/special/henry5/story/