最近のお気に入りCDです。
ハイドン
・交響曲第93番ニ長調Hob.I-93 [21:51]
・交響曲第97番ハ長調Hob.I-97 [24:15]
・交響曲第101番ニ長調Hob.I-101『時計』 [25:31]
CD2 [73:11]
・交響曲第94番ト長調Hob.I-94『驚愕』 [22:03]
・交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 [27:21]
・交響曲第102番変ロ長調Hob.I-102 [23:47]
CD3 [71:33]
・交響曲第95番ハ短調Hob.I-95 [20:18]
・交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99 [21:47]
・交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103『太鼓連打』 [29:28]
CD4 [80:01]
・交響曲第96番ニ長調Hob.I-96『奇蹟』 [24:53]
・交響曲第100番ト長調Hob.I-100『軍隊』 [28:08]
・交響曲第104番変ホ長調Hob.I-104『ロンドン』 [27:00]
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
サー・ロジャー・ノリントン
(指揮)
録音時期:2009年9月7-12日(シュトゥットガルト音楽祭)
録音場所:シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール
録音方式:デジタル(ライヴ)
ノリントンはもうすぐシュトゥットガルトを辞任し
チューリッヒに移るようですが、
最後の時期にこのような素晴らしい出来栄えのCDを出してくれました。
4枚組の新譜で割引など上手く使えば5500円で入手可能です。
ファイなどの一方的N鋭角的演奏でなく
強烈なアクセントありつつ、歌も確りとある稀に見る名演だと思います。
ハイドンの交響曲の録音はセル、バーンスタイン、クライバー(驚愕のみ)の
モダン楽器に素晴らしい演奏が従来からあり
意外に古楽系が苦戦していますが、
オケはモダンながらこれらに優るとも劣らない演奏が出たことは
非常に喜ばしいことだと思います。
尚、モダン楽器ではあとアバド・ヨーロッパ室内管の演奏が素晴らしいのです。
意外といっては失礼ですが、彼の録音でもトップクラスの演奏だと思っています。
(あまり話題には出ませんが・・・・・)
ハイドンの演奏にはどこか愉悦的なところがないと全然面白くないのですが、
正にその点ではノリントンにピッタリ!
やはりロマン派よりこちらの方が圧倒的にしっくりきますね。
(生真面目路線で成功しているのはブリュッヘン位か?)
是非お薦めです。