じゃりんこチエop.
大野進 中山千夏
「バケツのお日さんつかまえた」


はるき悦巳先生の代表作。

アニメ版の総監督は高畑勲さん。

漫画アクションにて1978年より19年間連載された人情劇。
  

大阪市頓馬区西萩という架空の地区を、舞台にした物語。

頓馬という地名は存在せず、おそらく西成区辺の設定ではないか?と云われてますね。

西成区といえば有名な「ドヤ街」。
あまり品の良い地域では無いと聞きます。
確かに作中で描かれる街もそんなイメージ

竹本ちえ(中山千夏)

自宅家業であるホルモン屋
てっちゃん改めちえちゃんを運営する小学生。

勉強は苦手だが体育は得意。

父親のテツに似てる所もあるが、母ヨシエ似の所も。将来は美人さんになるであろう整った顔立ち。

しっかり者で、ヤクザな父親テツが駄目人間な分、店の一切を取り仕切っている。



竹本テツ(西川のりお)

最近はとんとテレビでは見なくなりましたが、アニメ放送中は全盛期。
声も演技もはまり役でしたね西川のりおさん。
  
喧嘩っ早くギャンブル好き。素行の悪さから警察からは常にマークされてる札付き。
 
しかし酒はまるで駄目、完全に下戸。
小学生時代の先生、実の母、酒が一升を超えた時のお好み焼き屋のオッサンには頭が上がらず、女に手を挙げる様な真似はしない。

何処か憎めないロクデナシ。

主要キャラ紹介。

因みに猫は日本語を喋り、二足歩行します(笑)

小鉄(永井一郎)※画像左

ホルモンちえチエちゃんの用心棒。

チエちゃんを子供と侮って食べた串を椅子の下に隠し支払いを少なくしようとする様な客が居ると、チエちゃんにバレたあと、
子鉄にシバかれてつまみ出されます。

アントニオJr.(山ノ内真理子)※画像右

かつて子鉄と戦いキンタ◯を取られ死んだアントニオの息子。

仇討ちに小鉄に挑み、無抵抗を貫いた子鉄に感服し、以後行動を共にするように。
 
小鉄回、感動的でした。
今でも記憶に残ってる。

じゃりんこチエed.
中山千夏「ジュージュージュー」


完全に昭和テイストな作品ですが、
今見ても面白いので観てみて下さい。
いい作品です。