ヴァイオレット・エヴァーガーデンop.
TRUE「Sincerely」


暁佳奈先生のライトノベル原作アニメ。

戦場で「兵器」として「運用」されていた少女、ヴァイオレット(石川由依)

直属の上官であった
ギルベルト・ブーゲンビリア(浪川大輔)


戦後彼の親戚筋のエヴァーガーデン家の
養子となり、
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
を名乗り郵便局にて
「自動手記人形(オートメモリードール)」と呼ばれる職に付く。

ヴァイオレットは戦場で両腕を無くしており、両腕は高性能な義手である。

お話の舞台は中世ヨーロッパ風ですが、
この義手は非常に高度な技術で動いており、現代のリアルな義手より、遥かに優れています。

よって生身の両腕より、寧ろ高速でタイプライターを打てたりします。

自動手記人形としての職務に役立つものではありますが、この自動手記人形という職業は他者の手紙を「代筆」すること。

と言ってもただの代筆ではなく、上手く話せない、気持ちを伝えられない、など依頼者の手紙の差出人に対しての感情を類推し
それにふさわしい文章を書き上げる、というのが本質。
 
戦闘兵器として生きてきたヴァイオレットはコミュニケーション能力に難が有り、
当初トラブル続きであったが、仲間たちの協力や自身の成長により、一人前の自動手記人形として客の信頼を得てゆく。

余りに不器用で、見てる側がハラハラする場面だったり、人の心の琴線に触れる言葉だったり人間ドラマを主眼に置いた作品。 

しかしそんな堅苦しくも無い…。

劇場版が制作されるなど、ヒットするに値する丁寧に作られている良作です。

万人にオススメして良いと思いますので、
機会があれば是非観てみて下さいね。

今日はed.で、締めとさせていただきます

ヴァイオレット・エヴァーガーデンed.
                               茅原実里「みちしるべ」




有り難うございました。