神様のメモ帳op.
                  ちょうちょ「カワルミライ」


杉井光先生のライトノベル原作、


2011年、JCSTAFF所属の桜美かつし監督の作品。


桜美監督は「とある科学の超電磁砲」や

「とらドラ!」などを監督された、ヒットメーカー。


この作品の画作りにも、特徴ははっきり出ていると思います。


知らず知らずのうちに、沢山の作品を見てる監督さんって何人もいるんですが、

桜美かつし監督もその一人。



物語は主人公藤島鳴海(松岡禎丞)


アリス(小倉唯)


部屋の壁を覆い尽くすほどのPCに囲まれたベッドにぬいぐるみ。

1日の大半をベッドの上で過ごす、自称

「NEET探偵」

の少女。

ぬいぐるみとドクペをこよなく愛する本編主人公にしてヒロイン。

 
ドクペは西日本ではあまり売ってないんですよね。

個人的には余り好きじゃ無い味…。
関東じゃ人気なのかな?


深い洞察力と高いクラッキング能力を 

持ち、コンピュータと周辺機器で埋め尽くされ常時冷房されたNEET探偵事務所から一歩も外に出ない引きこもり


彼女をブレーンに、「NEET探偵事務所」のメンバー達が様々な依頼を受け、事件を解決していく…。のが大筋。




2011年作品ということで、作中出てくる携帯電話が縦開きのガラケーなのが時代を感じさせます。


当時はみんな使ってましたよね。



僕は左端のシャンパン・ゴールドのを使ってました。

ヒンジの横のボタンで「パカッ」って開き  
閉めると自動で通話を切れるお気に入りでした。



オススメはどうしようかな…。

桜美かつし監督作で好きな作品をチョイスしてみます。

ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜 
op.        石田燿子「真実の扉」


原作は2000年にアルファ・システムがPSで発売した


傑作ゲームなんですが色々いわく付き。

あまりにもアルファ・システム側が完成度にこだわり過ぎて開発に時間がかかりすぎ、開発予算を出しているソニー・コンピュータエンタテインメントから

「不採算ソフト」

の烙印を押され、未完成のβ版での発売を余儀なくされ、本来は主要な登場キャラクター全てを主人公に選択して遊べるよう制作されていました。

が、予算を打ち切られた為、選択できるキャラを4人に絞ったバージョンで発売されたのですが、
この決定に不服、残念に思った開発のプログラマが、会社にも親会社ソニーにも無断で全てのキャラで遊べる
 
「裏技コマンド」を勝手に仕込み、問題になりました(笑)

裏技は発売程なくして見つかり当時の

「2ちゃんねる」

により拡散され、バグだらけのゲームをプレイしたユーザーから、ソニーへ苦情電話が殺到。

ソニー側にバレて当時のアルファ・システムの社長が呼び出され、

「大の大人がここまで怒られるか?」

という位、大目玉を喰らったらしい(笑)


しかしゲーム自体はバグが頻発するものの
非常に良くできたやりこみ要素の多い傑作だったので、ゲーム雑誌の読者レビューランキングにおいて永らく首位を走る事に。

今からでも遊んで欲しい作品です。
(ホントにバグが多いのでこまめなセーブ必須)
致命的な進行不能バグもあるので。


最後にもう一つ渋い作品を紹介して終わります。

明後日の方向。op.
                                Suara「光の季節」


内容は不思議な力によって動画の中で左右から現れすれ違った2人(兄の彼女のお姉さんと幼い妹)の中身が入れ替わる
ってお話。

日常系ではありますが、どちらかと言うと大人向け寄り。

良い作品ですよ。見て損は無し。

オススメです。

今日はここまで。お疲れさまでした。