1986年いっぱいで会社を定年退職した私は、老後を自分の好きなことで費やそうと思い、旅行や趣味に精を出していました。ところがそうするうちに体調をくずし、、4年ほど前から、しばしば不眠に悩まされるようになりました。「気分転換を図れば体調も良くなるのでは」という妻のすすめで、私は東北一周8日間のツアーに参加しました。ところが、結果は裏目に出ました。旅行を終え、自宅に戻ってから症状が悪化し、不眠症が日常的なものとなって、これに便秘、高血圧、頭痛、食欲不振、下腹部の膨満感など、さまざまな症状が加わるようになったのです。
病院絵は精密検査を受けましたが、覚えきれないほどたくさんの病名と薬を与えられただけで、症状はいっこうに改善しませんでした。むしろ、薬の副作用のせいで、頭痛や食欲不振などは、さらに悪化したようでした。これらの症状の原因は、神経のバランスがくずれていることにあるらしく日常生活でも足が無生んだり、人の話し声やテレビの音が絶えず気になってきました。さらに症状は悪化して人間の顔を見ると恐怖感がわいてきました。これは自分の顔の場合でも同じです。このため朝の洗顔や歯磨きは、洗面台の鏡に自分の顔が映るので、目をつぶって行っていました。苦しくて、しかも不安だらけの毎日が続きました。
そんな私の状態を聞きつけて、高知に住む姉夫婦が「足をもむと元気になる健康法がある」といって、一冊の本を送ってくれました。これが若石健康法に関する本だったのです。姉夫婦が送ってくれた本には、足には体の各部位と対応する反射区というものがあり、そこを刺激することにより、体のあらゆる部分の不調が改善されていくことが、こと細かに説明されていました。私の場合は症状が多種多様なので、特に反射区を限定せず、足の裏から側面、甲、くるぶしからすねにかけてまんべんなく刺激するようにしました。我流で始めたこともあってか、当初は、これによって症状が改善したということはありませんでした。しかし、とにかく続けていけば何とかなるかも知れないと期待して、毎日夕方ころに欠かさず行うようにしました。
その後、若石健康法の相談室を訪れて、具体的なやり方の指導を受けました。そのとき「あなたは六十代だから、少なくとも6ヵ月間は毎日もみなさい。そうしたら体質が変わってきます」といわれたのが、私の心の支えになりました。
我流で初めて半年、指導を受けて2~3ヵ月たった初夏のころ、頭痛や便秘がなくなっていきました。やがて、不眠症そのものが解消して熟睡でき、目のかすみも取れ、音や人の顔に対する恐怖に近い嫌悪感も消えました。これらの症状がなくなったときの私の喜びは、言葉に表すことができません。
さらにその年の秋の検査で前まで血圧が160/95mmHg 前後だったのが、130/80mmHgに下がっていました。体調がよくなったので、最近は5㎏増えました。これからも、この若石健康法とともに生きていくつもりです。
大阪府 Oさん 66歳
