慢性疲労症候群、聞き慣れない病名ですが、まさか自分がこの病気におかされるとは考えてもみませんでした。あれは、二年前のことです。微熱が続き、咳がとまらなくなったり、のどが荒れて頭痛や吐き気がするなど、かぜのような症状が出ました。絶えず悪寒がするため、真夏でも長袖の服を着て、靴下をはかなければならないほどでした。そしてある日、ふとんから起き上がれなくなり、まったく動けなくなってしまったのです。「いったい何が起こったのだろう」と思う間もなく、今度は関節という関節が痛み出しました。さらに、体じゅうのリンパ腺が腫れてきました。全身が腫れあがり、少しでもさわると、うっ血してしまうのです。突然、あらゆる病気が自分におそいかかってきたようでした。まさに奇病です。病院で色々と検査を受けましたが、とうとう原因は突き止められませんでした。

 

 入院しても治療の方法はないということで、絶対安静にして自宅療養をしましたが、介助してもらわなくては何一つできないのです。いま思い出しても「よく生きていられた」といった状態でした。実際、この病気にかかった人は、生きる気力を失ってしまうことが多いようです。全身不随となって、体を起こすこともできず、痛みに耐えるつらい毎日。このまま寝たきりになってしまうのかと、不安でなりませんでした。一進一退の状態が続き、ようやく体を起こすことができるようになった今年の六月、テレビで足をもむ若石健康法のことを知ったのです。「万病に効く」ーこの言葉にすがる思いで、実行することにしました。

 

 さっそく、専用の木製の棒でもみ始めました。慣れてくると片足で十五分、両足でも三十分あればもめるようになりました。こうして、一日二回、足もみを実践しました。すると、一週間もすると全身がポカポカと温まるようになりました。悪寒がひどかったときは、寒さのため一日二回はお風呂に入っていたのですが、その必要もなくなったのです。

 

 そして、足もみを始めて二か月後、ついに立ち上がることができたのです。これには、われながらびっくりしました。三か月たった現在では、まさに奇跡的に症状が改善され、自由に体を動かせるようになりました。全身の関節が痛み、呼吸困難になったときもありましたが、楽に呼吸ができるようになり、微熱も取れました。また、一時は、視神経をおかされて、目に激痛がはしり、文字を読むこともできないほどでしたが、読書もできるようになりました。足もみとの出合によって、私は救われました。これからも休まず、足をもみ続けていきたいと思います。

 

39歳 主婦 Kさん

 

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