そもそもこのタイトル
《我只想一个人住在你心里》が素晴らしい
我们 始终走在同一条路上
相信着美好 不可抗力地相爱
私たちはいつも同じ道を歩いていて
これからは良くなる事しか信じていない
抗いきれないくらい愛し合っている
という…正に 〝孟瑞と王博文〟の《不可抗力》そのものを謳っているかの様な…このメッセージでした。
そう!我们→瑞文❤️
オレ達は愛し合ってるんだ!
ふたりの未来には良い事しかないって信じるって
〝ふたり〟で幸せになる覚悟をしているかの様な強い意志を感じさせてくれる文言だったのです
補足として、発刊から遡ること2ヶ月前…
ご存知の通り、博文の(当時の)事務所から〈W.BOWEN〉アルバムサイン会での〝不可抗力〟〝孟瑞〟というワード禁止のアナウンスなど(100歩譲って「不可抗力のイベントではないのだから」というのも一理あるのかもしれませんが…)映画を観て歌手 王博文のファンになった仙女(童)ちゃんには理不尽な制約などもあり、博文自身も大変心を痛めていました。
過密スケジュールと、不可抗力プロモーション期間も終わり、ルイとの仕事も無くなってしまうという現実、心身ともに弱り切っていた博文は思い余って微博で痛々しい画像と共に「辛い…」と弱音を吐いてしまいます。
もちろん、そんな博文をルイが放っておけるはずがありません。あの負けず嫌いな博文が直ぐに消したとはいえ、そんな弱音を吐露してしまう程 追い詰められていたんですから……。
この〈魔の10月〉がふたりをより強く結びつけ、真の〝覚悟〟が生まれ、ふたりの未来を確固たるものにし、のちに同じ日に工作室を立ち上げるまでに至ったんだと個人的に思っています。
《魔の10月》の萌エピソードの続きはまた別の機会にとっておいて 笑
少し補足が長くなりましたが…
それらを踏まえて、ルイは〝幻の帯〟を付けようとしたのかもしれませんね。
結局、このオリジナル版は発刊されませんでしたが、実はもう一箇所、表カバーの袖に記載された著者のプロフィール欄
↓こちら
赤線の箇所、此処でも《不可抗力》であろう、主演作品の名前が故意に(?)あげられていませんでした。
のちにルイは《女友杂志》2017年4月号のインタビューでこう語っています。
「2016年を振り返って、最も良かった事は本を出版して、私の夢の一つを成し遂げたことです。セールスとレビューが非常に良かった事もとても幸運でした(笑)
私の後悔もまたこの本に関してです。例えば、新しい本の表紙、写真の選択、コンテンツ編集について後悔している部分がいくつかあります。」