ロレックス・・・。語りつくされた感は否定できないし、いろいろな書籍や
雑誌を読みつくしたもの事実です。
一度はロレックスから、離れたこともありましたが、今こうして
このロレックスに向き合い写真を撮ってみました。
そして言葉で伝えたい。 どうぞよろしくお願いします。
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ロレックスかローレックスか、と呼び方が分かれるようなこと
が言われた時代でした。いまから15年前のことです。
1990年代後半は日本経済バブルの末期、今思えば私もささやかながら
その泡の中にいたのかもしれません。20歳を過ぎて程なく、夏の汗かく季節でも
大丈夫な時計を、と言うことでメタルブレスの時計を探していたのは
横浜、元町の時計店でした。
「ロレックスか・・・」
ロレックス、と言われてもピンとこなかったのは事実です。
どちらかと言えば、知名度や見た目ではオメガのほうが受けていた時代
だったと思います。またタグ・ホイヤーも輝いていた時でした。
「ロレックスねぇ・・・」
と手に取っていたのは16234のバーインデックス。
当時の私にとってはロレックス特有の金属感、輝き、重さ、がとても
新鮮でした。時針、分針の針は2面の角度が付けられ、
厚みのある時計ケースと、その重さ。
どうしようかな、と店内で考えます。
このお店は正規販売店。当時は正規店で購入すると、
オーバーホールが半額、と言う特典がありました。
が、その価値は当時は分かりませんでした。
16234はその時35万円・・・・ぐらいだったと思います。
円高が進んだ時期で・・・・為替のことはよく分かりませんが、
円がかなり強くなった時期と重なったような記憶があります。
正直、ロレックスがどれほどのモノなのか分かりませんでした。
20代の男なら当然かも知れません。30万円・・・・。
金額は、はっきり思い出せませんが、40万円出せばおつりがくる
このロレックス時計を買うか、買わないか、
横浜、元町の時計店で迷っていた男がいたのでした。
時計にそんなお金・・・。
何が価値があるのか、と考えたのでした。
つづく


