初めてのフランス | 目指せ!脱コミュ障

目指せ!脱コミュ障

思ったことや考えていることを、相手にわかりやすく、綺麗な言葉で伝える練習をしています

ナントきて2週間経ちました。
ようやくこっちでの勝手がわかってきた気がする。

こっちでは、「自分」がWhat really mattersなの。
犬の糞はそこらへんに落ちてるし、時間にはルーズなこと多いし、歩行者は誰も信号見てないし、周りの車にガンガンぶつけて縦列駐車なんて当たり前だし。
定期作るのに、同じ窓口でも対応する人が違うとパスポートの必要不要が変わったり。生徒証忘れたら「次回は忘れないでね♪」のみだったり。テキトー。
お酒やタバコが好きなのは別にいいけど、トラムにタバコ持って乗り込む輩がいるのにはビックリした。臭い。...
みんな、やりたい放題で生きてる。自分の欲求に忠実に生きてる感じ。
でも、うまくそれで社会が回ってる。
こっちでは、「私も我侭言うから君も我侭言っていいよ」精神がある気がする。
皆の欲求が最大限満たされるように、お互いがお互いの欲求に対して寛容なの。

「自分」の欲望に忠実だから、ここにある「幸せ」も、とてもシンプル。
美味しいもの食べて、いっぱい寝て、好きな人と時を共にし沢山笑って。
「幸せ」が本能的なのかな。
「幸せ」=「快適」
が成立する感じ。
幸せなときは、ゆっくり暖かい時間が流れるの。
出世とか見栄とか、他人からの目は一切関係ない。
(まぁ、もともと「幸せ」に他人からの目なんて関係ないっちゃ関係ないんだけど。日本だと忘れがちになる気がする)
「私の人生は私のもの。」
それを体現してる。

自己表現、快適な空間作りも楽しみの一つ。
服とか髪型とかもお洒落な人多い。
家も、5件ほどお邪魔させてもらったけど、どこも内装が個性的。
何か「こだわり」みたいなものが節々に見えてくる。
自分が居心地の良い空間作ったり、一番自分を好きになれる格好をしたり。
毎日のワンポイントから、人生楽しむ。
まぁ、これも全員がしているわけではない。
「模範解答」があるわけではなくて、皆が皆好き勝手な楽しみ方をしてる。
(ズボンのチャック開いてるのは…)

「有限な時間。生かすも殺すも自分次第。」
だから、私は生きてる間に色々なことを経験したいと考えてた。
沢山予定を詰め込んで、次から次へとタスクをこなして。
でも、いつしか私は「有限な時間」に追われる身になっていた気がする。
生かそうとして、結局は大切なものが見えなくなっていたかもしれない。
人生に「タスク」なんて、本来存在しないはず。
全ては私が選んで決めてるのだから。

「何のために」私は有限な時間を生かしたいのか?
ナントの人が私に提示してくれた答えの1つは、「幸せな今を生きること」。
時間を忘れて、自分が最大限幸せになれる道を生きる。
「私の人生は私のもの。」
だから時間も、どう使おうと個々の自由。

フランス人(欧米人?)は「白黒はっきりさせるのが好き」「感情的」
とか言われるけど、それは特に感じてない。
それよりも、自由気ままに生きてる感じが印象的。
子供の心を持ったまま(?)大人になった感じなのかな?
よくわからないや。
ただ、はっきりわかるのは、ここの人は凄く優しい。
そして、愛情表現が上手。暖かい気持ちにさせてくれます。
私の中で性善説が崩壊する日は来るのでしょうか。
愛を振りまくのに理屈はいらない!とか言ってみたり←笑

まぁ、いうてまだ2週間。
私が偏った一面しか見てない可能性も大。
ゆっくり時間が流れていくように感じるのも田舎だからかもしれない。
良い人に囲まれているのも、恵まれた環境にいるからかもしれない。
もっともっとじっくり見ていこうと思います。
さりゅ