今年のACLでは日本勢が全チームベスト16で敗退した。ACLでは日本勢が躍進したのは浦和レッズとG大阪が連覇した時代までさかのぼる。果たして日本勢はもうACLでは勝てないのだろうか。
浦和レッズが優勝出来た時は選手が全盛期であり、FWにワシントンというブラジル代表がいた。その後ワシントン、長谷部、阿部勇樹、トゥーリオというセンターラインの要が抜けたチームは改革が求められた。G大阪も同じく選手の全盛期にあり、現在も多くのメンバーが残るチームだが、同じ様に改革の最中である。また両チームともに当時豊富な資金力があった。
勝てない理由は3つ。
1つ目はアジアが広すぎる事だ。ヨーロッパでは国間の移動が楽で安い。選手間の移動はもちろん、サポーターの移動も容易だ。移動が大変なのはACLがアジアで流行らない理由でもある。
疲労の問題もあり選手層が薄いチームや、ベテランが多いチームには厳しい大会でもある。
2つ目は選手の流失だ。少し前と違い、今日本ではJリーグで活躍した若手が海外に行く流れがある。多くの若手有望選手がヨーロッパへ行ってしまう。
3つ目は資金力。現在日本では移籍が少ない事からもわかる様に、資金力で中東や中国に劣っている。特には現在の中国サッカーは発足当初のJリーグの様に、豊富な資金力で海外の選手や監督を呼んでいる。
では、日本勢は今後ACLで勝てないのだろうか?
正直に言うと厳しい。ただ、ACLに出場したチームがJリーグで苦戦する中、Jリーグで6位にいる昇格1年目のFC東京は昔の浦和レッズになれる可能性がある。
若手が多いチームであり、高橋、長谷川、徳永、森重、権田とセンターラインがしっかりしている。元々首都にあり、集客力もある。このまま来年もACLに出る事があれば、期待できるだろう。
ただ、日本勢が勝てないのはおもしろくない。海外のチームに日本勢と当たったらラッキーと思われるのは癪に障る。どうにか日本の威厳を取り戻して欲しいものだ。