ご無沙汰しております。

みなさまお元気でしょうか。

 

 

で始まる文章が恒例になってしまいました。

 

年が明けてからのいろいろで心を休めることが出来なかった方もたくさんおられると思います。

 

年が明けたからおめでたい、って気持ちなど普段からあまり持っていない捻くれ者の私ですが、流石にお正月からあんな痛ましいことが立て続けに起こると、おめでとう、と言える環境がどれだけ幸せなことか思い知らされます。

 

 

 

 

そんな中、4人が5週間の訓練を終えて、終了式を迎えましたね。

 

様子が少しだけ明らかになって、それぞれが優秀な成績を収めたことも聞こえてきました。

 

束の間の休暇に4人それぞれがそれぞれらしいメッセージをくれました。

 

厳しい訓練の間にも、アミの存在が彼らの助けになっていたとしたら、ファンとしてこんなに嬉しいことはないと思います。

 

時が来たら行くんだからごちゃごちゃ言うな(意訳)、と我がユンギがかつてリリックに乗せていましたが、その時が来た今、彼らが与えられた場所で立派に職務に就いていることは異国のファンとして複雑な思いは否めないけれど、すごいことだなぁと思いながらこの待ち時間を過ごしています。

 

ジミンのパパも言ったように、早かったといえば早かったし、長かったといえば長かったこの5週間。

 

ご両親の嬉しそうな姿や兄弟をインスタにあげてくれたりする姿を見ると、善し悪しは置いておいてこの兵役がどれほど彼らの国にとって大きなものなのか、わかりますよね。

 

だって、ビルボードで1位を取っても、グラミーにノミネートされても、彼らの家族がそれをお祝いした一緒の写真を公にすることなんてなかったのですから。

 

ナムジュンがどうしてあの場でスピーチをしたのか私にはわかりませんが、その言葉からも、韓国という国がどのような立ち位置に置かれ、どのような経緯で今があるか、そしてどのような教育がなされているのか垣間見ることができました。

 

70年の平和が何によってもたらされているか。

軍隊と基礎軍事訓練の必要性を痛感した。

 

重い言葉でしたね。

 

訓練所によって基礎教育の内容が違う可能性もありますが、きっとこの感情は多くの若者が抱く感情なのではないかと思うし、これこそが兵役を課す意味なのではないかと思ったりします。

 

どこの国にとっても若者は宝ですから、その彼らが愛国心を持ち、いざとなれば自国を守ろうという覚悟を持つことはとても大切なことなのだと私は思います。

 

だからこそ。

 

好きな人と一緒に居たいから行くわけじゃないし、

その人を厳しい訓練から守ってあげたいから行くわけじゃない。

 

そして

 

どこの部隊が上とか下とか、

より危険で難しい方が偉いとか、

より北に近い方がすごいとか、

 

そういうのないんじゃないでしょうかね。


そして彼らの姿を見ていれば、彼らの話すことを聞いていたら、彼らがお互いの活動をどれほど応援してその結果について喜んでいるのか、メンバーだけに留まらず他の同業者たちの活躍をどれほど褒めるのか、自ずとわかるのではないでしょうか。

 

 

芸能界という、ともすれば足の引っ張り合いや蹴落としが当たり前の世界で、他の誰かを落としても決して自分が上がるわけじゃないことを、彼らは身をもって知っているのだと思います。

 

私は彼らのように厳しい世界で生きてはいないけれど、それでも人生の中で得たことの1つがこのことです。

 

逆も然りで、他の人がどんなに成果をあげたからといって私の成果や価値が下がるわけでもない。

 

このこともとても重要なことだと思っています。

 

私が社会人になって何年も掛かって到達したこの真理を、私の推したちはいとも簡単に若い時期から理解しているのですから、本当に恐れ入るわけです。

 

 

 

彼らは私の全く手の届かないところで、全く窺い知ることのできないところで、日々懸命に今すべきことをしているのだと思います。

 

私たちの今すべきことってなんでしょうね。

 

 

 

私が1ファンとして忘れたくないことは、自分の推しがとんでもない危険な部隊にいても、飛び級で位が上がったとしても、優秀賞をもらったとしても、そのファンが偉いわけでもすごいわけでも全くない、ってこと。

 

それは兵役に限らずずっとそうですよね。

 

彼らが世界的スターになっても、チャートで1位を取っても、どんなハイブラのアンバサダーになったとしても、どれだけの富と名声を得たとしても、すごいのは彼らであって私ではない。

 

私と彼らは違う。

 

推し方も熱量も人それぞれだし、状況が変わればいろんなことが変わる。

けれど、私はきっとこれからもこの思いは変わらないし、彼らがどんな功績を上げようとも彼らの名の下に、彼らを大義名分に使って自らの思想を押し付けたくないし、彼らの名を使って誰かを傷つけたくない。

 

 

ただただ私は彼らが好きなだけだ。

 

好きという感情を好き以外のことに使うのはもったいない。