ジョングクの立て続けのWライブ。

 

飲んだくれて、歌って、喋って、なんで好きにさせてくれないんだ!って言って、急にセンチメンタル入って、普段言えないことを言ったりして、泣いて(鼻炎説あり)、寝る。(同じ日じゃないけど)

 

心配するファン、心配なんてするなっていうファン。

ほっといてやれというファン、ほっとけないファン。

 

同じジョングクのファンでも、同じ映像を観ても、感じる気持ちってこうも違う。

 

でも誰もジョングク本人じゃないから本当の気持ちなんてわからない。

 

それを踏まえた上でもどうしても気になっちゃうのがファンの悲しい性なわけで。

 

いろんな人のその性の発表を見るにつけ、推しを通して発生する気持ちって、たいてい自分の価値観や気持ちってことが多い。

 

ジョングクが泣いた、かもしれないこのことをどう受け止めているか、って結局は受け手側の気持ちが影響しているように思う。

 

ジョングクが悩んでいるに違いない、と思っている人はその涙に納得するだろうし、ジョングクはそんな悩んでなんていない、って思っている人は鼻炎だって本人が言ってるんだから泣いていない、って思うだろうし。

 

そして「泣く」という行為に対しての考え方の違いも受け取り方を左右するのではないかしら、と思う。

 

だからそのことでファン同士が争ってるのってマジでアホらしい。

 

以前、限定記事で「ファンの数だけ推しがいる」と書いたのだけれど、つまり私の好きなジョングクは私が知っているジョングクでしかなくて、あなたの好きなジョングクとはおそらく違う人である、と。

 

私の中にああいうことをするジョングクがいるのなら、泣いたところで理解だし、あなたの中に泣くジョングクがいないのなら、そりゃ大変だ!ってなるわけで。

 

それは、タバコにしてもタトゥにしても女性の影にしても。

 

つまりは全部、受け手の「私の」問題なんだよね、って本当にいつも思う。

 

だからこうしてブログにジョングクのことを書く時、いつも少し恥ずかしくなってしまうのはそれが自分のことを書いているようだから。

 

ご存知の方も多いと思うけれど、特にジョングクについてはその傾向が強くなってしまうので。

 

相変わらず前置きが長くてそろそろ怒られそうなのだけれど、じゃぁ今回の一連のジョングクのWライブ、チャプター2のジョングクについて、私がどう感じているかと言えば、

 

さほど心配はしていない

 

って感じでしょうか。(前回と変わらず)

 

私が心配したところで何も変わらないことは当たり前のことだし、私が何かことを起こしてジョングクを救うことなんてできるわけがないと思っているので、いつものことながらただただ1ファンがどう今のジョングクを受け止めているか、っていうだけの発表のつづきでしかないけれど、書き留めておこうと思って。

 

読み進めるに当たってこれはあくまでも「私の中の私の知ってるジョングク」の話ですし、お恥ずかしながらたいていの場合主語は「ジョングク(私)」ですがそこはご理解頂きたく。

 

 

誤解を恐れずに言えば、ジョングクっていつも自分と誰かや何かを比べていると思うんです。

比較しないと価値が見出せない。

そしてそれは他人からの評価ではなく、自分がする自分へのジャッジが先で。

 

周りの人がいくら褒めてくれても、いくら人気が出ても、自分が納得して自分が良いと思わなければ、あまり意味がなくて。

 

だから「どうして僕たちを愛してくれるのか?」なんてことを聞きたくなっちゃうのではないかと思うんです。

 

ファンが愛してくれていることはわかっていて、自分はそれに見合っているのか、それだけのものを返せているのか、今の自分はそれが出来ていない、と思っているのだと思うんです。

 

これを聞いた時、私は少し安心したんです。

 

一瞬ネガティブな発言にも取れるけれど、今のジョングクは「愛されているかわからない」わけじゃない。

ファンから「愛されている」ことはわかっているんですもんね。

 

以前、私が見ていてジョングクがヤバかった時は「愛されているかわからない」状態だったように思うし、「愛される資格がない」かもしれないと思っていたんじゃないか、って感じていたので。

 

あの時だってファンに愛されていた、と思うんです。

もちろんとんでもないアンチがあって、それに苦しんでいたことは皆知っていたと思いますが、でもあの頃だって愛されていた。

でも、それを受け取ることが出来ていなかったのではないかと思います。

 

だから今「どうして愛してくださるのか?」と言えているジョングクは自分が愛されていることを肯定できている。

 

「愛されているからこそ」の発言だったと私は感じたので、なんだか少し安心したのです。

 

愛してくれていると確信しているファンの前だからこそ、きっとああいう姿を見せられるのだなぁ、て。

 

だってかつてはひどいコメントが見えたりしてライブやSNSがあまり好きではなかったと思っていたジョングクがこんなにも来てくれている。

 

じゃぁ今、そのひどいコメントがなくなったのか?といえば違う。

 

それを「なんか強い人がいるな」とか「○○しないで、って言わないでください」などと言えるようになったこともあるけれど、少しのアンチよりももっと多くのファンが自分を愛してくれていることにフォーカスできるようになったからなんじゃないかと思う。


 

もちろん、愛されているとわかっているからこその苦悩はまた別にあります。

 

それがきっと今のジョングクなのではないかと思うのです。

 

ジョングクはカタール以来これといった活動を発表していないわけで、それでもひとたびWライブを点ければ、あっという間に何百万人という人が観てくれる。

 

その想いに応えられていないことへの申し訳なさ、活動をしていたとしても制約があって話すことが限られているもどかしさ、もしかしたらやりたくてもできないことがあるのかもしれないし、そしてなによりソロへの移行で感じる少しの寂しさがあるんじゃないか、と私は思っています。

 

 

結局、人は愛されていても愛されていなくても苦悩はある。

 

ならば「愛されているゆえの苦悩」の方がずっと良いと思うのは私だけでしょうか。


愛されているか不安だったあの頃よりも今のジョングクの方が確実に心の安定と成長があるように思います。

 

 

なんてことを私がいくら感じても実際に何が起きているかは私にも、そしてみなさんにもわからないと思います。

 

本当に鼻炎だったかもしれないし、泣いたかもしれない。

 

「どうして愛してくれるのか?」なんて聞いておきながらすぐさま次では「気にしないことにした」って言って、応援してくれるのには何かしらの理由があるんでしょ?だから自信持っていくね、みたいに真逆のマインドを見せてきて、まるで結構重めだった発言をライトな仕上げに持っていこうとしているようにも思えたり。

 

そもそもジョングクって話すのがあまり得意そうでないので、周りくどい言い方をした結果何言ってるか伝わりにくかったりすることがあったりして。

その反動でめちゃくちゃストレートに言い過ぎちゃったりすることがあって。

 

支離滅裂な感じを受けたり、ヒヤヒヤしちゃうのはそのせいだと思ってる。

 

でもそれを話そうとしてくれているようにも思うし、現実問題としてジョングクの目の前に突きつけられて考えなきゃいけないことはきっと山ほどある。

 

再契約のことや今後の兵役のこと、これからの活動のこと、他のメンバーのこと・・・。

 

ジョングクだけじゃなく、私たちファンだってそのことをずっと考えていますよね。

 

自分のことじゃない単なる推しのことで、私だって気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったりしているんだから、当の本人はもっとだろうと思う。

 

だから私はジョングクがどんな感じでいても、見守るしかないし、「今」のジョングクを受け入れていくしかない。

 

やるとなったらとことんやる人だってことはわかっているし、ジミンもコメントで言った「やりたいようにやりな」でしかない。

 

まぁ、そのやりたいようにやりな、が簡単にできるタイプじゃないのと、違った方向に行ってしまいそうな危なっかしい感じがジョングクからしちゃうのでついつい心配しちゃうんだよなぁ。。。

 

 

そしてわざわざ終わったあとにもう一度(もう4度だけど)来てまで言った

 

「僕たちがいなくなっても幸せでいて」

 

っていう言葉はさすがにいろいろな意味で胸に来てしまった。

 

チャプター2になって顕著なのは、ナムジュンやユンギが「ずっと防弾少年団でいる」と言い続けていること。

ホソクは先のことやグループについて明言はしないが「信頼が必要」と繰り返し語り、迫る兵役について早く行って早く戻ってくるのが良いことだと考えた、と言った。

ジミンはそのことは当たり前のことのように敢えて大きなことと考えないよう、わざと触れていないように私は感じているし、でもSet me free を聞けば伝わってくるものがあって。

(テヒョンはどう思ってるんだろ)

 

メンバーが基本「この先も7人」でと伝えて安心させてくれようとしているし、事務所までもが2025年内に完全体目標と具体的に数字まで言っている中、「彼らがいなくなる」かもしれないという印象を与えるような言葉を聞いて、それがジョングクの口からだったこと、あまりに不意を突かれて「おふっ」って変な声が出てしまった。

 

でもきっと私の頭にすぐによぎったこととは意味が違うのだろうと思う。

 

それは突き放されたわけじゃないし、お別れの言葉でもないし、ジョングクが何かを決意したわけでもないのだろうと思う。

 

それは、本当に単純にアミを大切に想うジョングクの気持ちなんじゃないか、って少し時間が経った今、私は思うのだ。

 

ファンが自分たちを愛してくれていることをちゃんと感じているから、だからこそ、防弾少年団がファンの全てになってはいけなくて、ジョングクが「僕が一番になってはいけない」と言ったのも、一番に考えるべきは自分なんだってことを伝えたかったんじゃないかなぁ、って思う。

 

自分を幸せにできるのは決して他人じゃなくて自分だけなんだって、きっと今のジョングクも切実に感じているんじゃないのかな。

 

それくらい今のジョングクは「自分の幸せ」を模索している最中なのかもしれない。

 

アミに向けているようで自分にも「幸せでいなきゃ」と言い聞かせているのでは。

 

防弾少年団のJungkookではなく1人のアーティストとして、さらには1人の青年전정국として、これからどう生きて、どう幸せになるのか。

 

その模索の真っ只中にいて、悩み苦しみ、時に投げ出したり悲観したり、無気力になったり、急に達観したり、満ち足りたり、また落ち込んだりする中で、誰かにアドバイスがもらいたいんじゃなく、ただただ話を聞いてもらいたくなった時にWライブにきたりするのかな、って思ったりして。

 

変な言い方だけど、全然関係のない人への方が話しやすいってことがある。

密に付き合っている人には話せないこと。

 

私にはある。

 

誰かに相談するのが苦手だから。

答えを求めてしまうし、なんならその答えを自分が先に用意しちゃっていたりするから。

その答えがもらえないとがっかりしちゃう身勝手さを持っているので。(私のことね)

 

答えを求めなくていい関係性、ってなかなかないし、ジョングクは私みたいに拗らせていないと思うし、どんな想いで来ているかはわからないけれど、こうしてWライブに来れるのは良かったなぁって思う。

 

インスタは辞めてしまったけれど、Weverseはそれなりに安心できる場所になったんだな、って思うから。

 

Weverseはジョングクにとって嫌な思いが多かった場所だと思うから、今こうしているってことはアミの存在がある意味気楽で身近な信用できる人たちになった、ってことなんじゃないかなぁ、って思う。

 

自分のファンへの想いと自分に対するファンの想いの距離感がわかったような。

 

どちらもとても強いので。

距離感が難しかったよね、きっと。

 

他人からの想いを受け流すのが苦手で、自分の想いを上手く伝えるのが苦手な人だよね、ジョングクって。

 

受け過ぎちゃうし、溜め込み過ぎちゃう。

 

でもきっと成長して上手になってきたんだよね。

苦しんでたくさん失敗して、あちこちぶつかりながら今のジョングクになったんだもん。

 

そしてそれをアミに話せるようになったんだよなぁ、って思う。

 

あぁ、こうして書いていると本当に愛おしいなぁ、ジョングクって。

 

「無計画が計画」

ってのはちょっと何言ってるか私には理解できませんし、もし私の部下がいけしゃーしゃーとこんなこと言って退けたらどついてやりますけど(いや、あかん)、けど、ジョングクのスイッチが入った時にはとんでもないものを出してくる、ってのは理解してます。

 

ジョングクは「待ってて欲しい」とは言わないみたいだからこっちも「待ってる」なんて言わないけど、本能から何かが湧き上がって来るのを心から楽しみにしてる。

 

それくらいはしても良いよね?