まだまだ超超久しぶりのジョングクお目見えの件について話したことがたくさんあるのですが、その前に話しておきたいことが。(これだからソロ活×7って大変なんよなー)

 

シュチタにSEVENTEENのホシが出るとteaserが。

 

同じチームであり、ラッパーとしてもライバルであろうナムジュン。

なんとも奇妙な雰囲気だった初回。

 

2回目は同じ芸能界とは言っても畑の違う大大先輩のシンドンヨプの前ではしっかり後輩顔。

 

憧れの人の前でただただオタクの顔だけだった3回目のテヤン。

 

そして、どうみてもヒョンの顔だった今度のホシ。

 

ゲストのラインナップも単純にすごいけれど、この番組の真の狙いはユンギのあらゆる顔を引き出すことなんじゃないか、って思って、スタッフ優秀すぎん?って思ってる。

 

もしこれがユンギが自らセレクトしていたとしたら、もうお手上げ以上の何者でもないし、怖すぎる。

自分の魅力を分かりすぎてて、怖い、怖い。

 

実はこのシュチタについてはテヤン回しか記事にしていないんですが、ナムジュンとの回は大事にしたくてなかなか進んでいなくて。(いつか出せれば)

 

で、ですよ。

 

今回、teaserでホシの顔が見えた時、わわわー、って私なりまして。
 
 
これは良い機会なのでいつか書こうと思っていた話を書きたいと思います。
 
以前、実際の釜山公演を一緒に見た元アミの友人の話をしたと思うのですが、覚えていらっしゃいますか?(覚えていないに決まってますよね)
 
大阪のサマソニに一緒に行った時に、ラインナップ的にお目当てアーティストの前出番だったSEVENTEENをある意味仕方なしに(表現悪くてごめんなさい。その当時はそうだったのでお許しを。フェスあるあるで場所取りのためにたまたまそこにいたわけで)観た結果、アミを辞めカラットへと華麗に転身した彼女。
 
あの日はとんでもなく暑い日で、ただ立っているだけでも死ぬ、と思うほど。
 
当時はEDM全盛期。
だから当然韓国アイドルなんて完全アフェーの状況。
でも、バチバチに踊る彼ら。
フラフラになりながらもお互いを助け合いながらのパフォに感動したんです。
 
そして彼女はしばらくアミと兼任していたけれどいつしかカラット専任へ。
 
その後お互い私生活が忙しくなり引越しで距離が遠くなったこともあり、連絡を取り合う頻度が少なくなったのですが、去年の6月の会食後久しぶりに連絡をくれたのです。
 
もちろんそれは「大丈夫か?」という内容です。
 
仮にも元アミである彼女。
昔のようには追っていなくとも、大きなニュースは耳に入る。
 
だから心配して連絡をくれた。
 
みなさんご存知のように、私はもうそれはそれは失意のどん底にいました。
 
ブログも書けなくなり、彼らの姿を見るのも思い出すのも辛かった。
 
過去の動画をみても、今の映像をみても、何をみても、あの時の彼らの顔が、彼らの言葉がリフレインするから。
 
そんな時、彼女が連絡をくれた。
 
そこからしばらくして出張で上京すると連絡をくれ、それに合わせていわゆるホカンスってやつをしたんです。
 
あの頃の私は誰かに話を聞いて欲しかったのだと思います。
 
出来れば想いを共有できる人に。
 
そして彼女は一晩中私の話を聞いてくれ、昔話をたくさんし、最後にSEVENTEENの動画をいくつか観せてくれました。
 
ちょうどその時、彼らが何かの企画でみんなでお酒を飲みながらおしゃべりをする、というまさにバンタン会食のような動画がアップされた時だったのです。(興味があったら「イスルライブ」で検索してみて)
 
そこには当たり前ですが、BTSとは全然違う姿がありました。
 
誤解を恐れずに正直に書きますが、それはそれはBTSとSEVENTEENを比べに比べまくって、めちゃくちゃに泣きました。
 
お酒をガンガン飲んで、自分たちの歌をみんなで合唱し、曲に込めた想いを吐き出し、メンバーへの想いも告白し、立ち上がり泣きながら歌うメンバーたち。
 
SEVENTEENもすごく素敵なグループで、お互いを大事にしていて、思わず気持ちが溢れ、普段お酒を飲まない人が飲み、仕事では泣かない人が泣き、普段感情をあまり表現しない人が目を潤ませ、ソジュの瓶をマイクに大声で歌う。
 
そしてそこには彼らを支えてきたスタッフたちも一緒いて。
 
これをファンに見せてくれる彼ら、そのファンであるカラットが羨ましくて、羨ましすぎて、とんでもなく泣きました。
 
もちろんカメラがあるからそれが彼らの本当の姿かどうかはわからない。
 
でも、大変な時期を過ごし、簡単ではなかった契約更新を全員済ませ、アルバムを出し、まさにまた世界へ公演に出て行こうとしていた13人の姿は、少なくとも今のバンタンにはないパワーというかパッションというかエナジーがバチバチにあった。
 
それを目の当たりにしてしまった私は、他グルと比べたりしてはいけないことは重々承知だけれど、友人に嫌っちゅーほど羨ましいと泣きつき、私が見たかった会食はこっちだったのに、どうして〜!ってクダを巻きに巻いて過ごした夜。(本当にしょーもない)
 
 
パンパンの目をしたまま翌日彼女と別れ、仕事に行き、そこから私はBTSから離れSEVENTEENの動画を見漁りました。
 
そこで私の目に映ったものは、カラットを大事にする13人の姿。
BTSよりも少しだけ自由にカメラの前で気持ちを話す彼らの姿。
 
全く同じ道を辿ってきたわけじゃないし、会社も違えば目指しているものだって、メンバーだって、コンセプトだって違うけれど、アイドルとして、グループとして続けていくことの難しさ、はきっと近いものがあって。
 
シュチタでホシが話していたように
兵役のこと。
グループとしてどうやって長く続けていけるのか、ということ。
 
去年、契約更新を迎えた彼らが全員揃って判を押すまで、どれくらい大変だったのか。
 
ホシが、以前ジンも出たイヨンジちゃんのYouTubeに出た時に話していたことはとても興味深くて。(この時のホシは泥酔でめちゃくちゃ可愛く、シュチタの緊張ホシとは全くの別人なので良かったら見てみて)
 
それは、
「全員が間違いなく契約更新するって分かっていても、とても難しかったし苦しかった」って言っていたこと。
 
同じ条件でも、Aには良くて、Bには良くない。
 
答えは1つでそれは揺るがない結論なのに、そこに辿り着くまでの苦しい時期があった、と言うこと。
しかもそれは長期に渡っていたということ。
 

これを聞いて、BTSがチャプター2に入る決断をした時も同じなのかもなぁ、と思ったのです。

 

あの会食の時、あの映像ではどう考えてもどう受け取ろうとしても、彼らは「活動休止」に見えたし、それも前向きというよりも空中分解したような、メンバーがバラバラになってしまうような、そんな雰囲気すら私は感じてしまったわけだけど、その後メンバーがそれぞれに「そうじゃない」という表明をしたり、防弾少年団は続けるということを強調するせいで、何が正しいのか、本当の思いはどこにあるのか、メンバー間の空気感のチグハグさがさらに際立った感じさえしていて混乱していました。

 

でも、いま思うのは、まだFESTAの時期は結論がきちんと出ていなかったのかもなぁ、ということ。

 

ホシが言ったように、結論は決まっているのに、すぐにまとまらないことがあること。

 

メンバーが大切だからこそ、簡単じゃないってこと。


あの時のBTSはまだその渦中にいたのかもしれないなぁ、って思ったんです。

 

けれどFESTAの日にちは決まっている。動かしようがない。

そしてその事情も話すことはできない。

 

だからあのチグハグな、なんともいえない会食の雰囲気になったのかもしれない。

 

答えが決まっていても、想いは同じでも、そこに至るまでの過程は簡単じゃない、っていうのはグループで活動していく上で1番難しい問題なのだろうな、と思った。

 

もちろん、SEVENTEENはBTSじゃない。

 

契約更新とチャプター2とは話は別なのも分かっている、けれどチームとして大きな問題に立ち向かった時、どんな想いが生まれるのか、韓国人であること、韓国芸能界の事情も含めてどんな風に受け止めているのか、をBTSじゃない彼らから伺い知ることができて、別の側面からあの会食とチャプター2を見直すきっかけになったのです。

 

その後、ジンの入隊を迎え、残された彼らのソロ活動も、ファンを寂しがらせない事務所の仕事っぷりも素晴らしいものがあるし、時間薬もあって、今私はこうしてまたブログを書くことが出来ている。

 

でも、あの時、心の支えになったのは間違いなくSEVENTEENで。

彼女に会わなかったら、SEVENTEENをちゃんと観ることがなかったら、こんな風にはなっていなかったかもなぁ、とも思う。

大袈裟ではなくて本当に。

 

 

今回のホシのシュチタの出演で、あの子は誰だ?ってなった方もいると思いますし、これを機に調べた方も多いと思います。

 

私の命の恩人とも言うべき彼らはユンギも言っていたように、素晴らしいスキルと個性的なメンバーがすんばらしく調和されているとっても素敵なグループです。(私なんぞが言うまでもないが)

 

このブログを読んでくださっている方の中にも兼任ペンがいらっしゃるんじゃないでしょうか?

 

この界隈では兼任を大きな声で宣言することは憚られる雰囲気がありますが、もしいらっしゃったら是非今回のコラボについてお話しくださったら嬉しいです。

 

 

それにしてもこのシュチタ、一体何回まであるんでしょうか。

永遠観ていたいコンテンツなんですが。

 

ユンギがどんなお酒でもグイグイ飲んで、ちょこちょこお酒に詳しいところを出してくるし、意外な交友関係が見えてきたり(ミョンホ氏とプライベートで?意外すぎる)、熱い想いがサラッと聞けたりするので、いつまでもやって欲しい。

 

出来ればテヤンのように、お嫁さんや娘の話なんかを照れながら挟んでこられるくらいの年齢までやって欲しいなぁ。(あ、どーしよ、でも今すぐは受け止めきれないから無理)

 

なんて勝手な想像を述べていますが、ユンギの兵役期限までそれほど時間がないことは、みなさん薄々お気づきのことと思います。

 

どこへ配属になっても、活動に空白ができることは変わりなく、それについての不安がなくなることはないでしょう。

 

同じ思いを抱えているホシに対してユンギが話すことは、きっと残されるファンに対しての言葉でもあると思う。

 

ファンの存在の大切さや、ファンがファンでいてくれることの尊さをちゃんと理解しているってこと。

 

そして、手に入れたものや現在の姿は永遠ではなくて色褪せることも当然あって、でも決して消えるものではない、ってことがこれから兵役を迎えるユンギのマインドにあるのなら、私は安心だなぁ、って思った。

 

自分が信じて創り出してきたものが無くなってしまう怖さ、ではなく、形や想いは変わっても無くならない、っていう自信。

 

自分たちが創ってきた「音楽」だけが持つ可能性。

 

 

変わっていくが無くならない。

 

 

これってきっと防弾少年団の存在もそうなのだなぁ、って思う。

 

 

ユンギがこの境地に辿り着いている。

 

だから信じていいような気がするのは、私がユンギのことを尊敬してるからかな。