グラミー後の全員のVライブからナムジュンのことを書きたいなぁと思っていたところ、初日終了後にソロVラに来てくれましたね。

 

ユンギの初日のメントと同じようにこの時の発言で少々ざわついていることについて、そしてこのところ感じていることを合わせて書きたいと思います。

 

 

の!前に!!

 

ユンギ〜!もう本当に猫だってことで良いのね?

猫を投稿して、猫のコメント拾うじゃん!

 

あんなゴリゴリのラッパーが自分を猫だと認識してるってもうホントに助けて。

昔、メイド服コスプレをしたユンギが「ヒップホップは死にました」って言っていたエピソードや、「ラッパーはこんなことをしませんが僕はします」の後のプインプインとか、くまモンに会えた時のあの喜びようとか、そういうところも含めてユンギが好きで、この猫キャラ認定についてももう大好きとしか言いようがない。

 

インスタではあんなに素敵写真を選んで載せてくるのに、Weverseではこんな可愛いやりとり出してくるなんて、インスタとWeverseの何が違うの?って最初は絶対に思っていたはずなのにすっかり上級者じゃないのっ。やられた。

(ジミンの1ピックもカッコ良すぎて痺れたよ。待ち受けにしたいくらいステキね、あれ)

 

〇〇ではありません

もいつの間にかシリーズになってるし、あぁ、もうしんどー。

 

 

 

勝手に1人で大盛り上がりしてしまいましたが(本当はもっと盛り上がりたい)、ナムジュンのことについて、でしたね。

 

30分くらいのVライブです。

前半はコメントの返事をしてくれて、後半は自分が話したいことを話す、と言って話してくれました。

 

友人もそうですし、ナムジュンのこのVライブで引っかかった人は、きっとアンチに対して珍しく強めに言及したことでしょうか。

 

私は、グラミー後の全体Vライブで、ナムジュンが苛立ちの様な気持ちを発散していたことにちょっと珍しいなぁって思ったと、その時の記事でも触れましたが、今回のソロVラでもしっかり話していましたね。

 

これを「全肯定のファンじゃなきゃ受け入れられない」と受け取った人たちがそのショックをSNSなどで発信していたのを見て思い出したのは、ジョングクの「オチョラゴ」です。

 

その時の記事を貼っておきます。

 

 

ずいぶん前のことの様ですが、半年前の出来事でした。

自分でも読み返してみましたが、状況はほぼ同じで、そして今もこのことに全く同じことを感じているので貼っておこうかと。(自分の成長のなさに驚き)

お暇でご興味のある方だけ良かったらどうぞ。

 

自分で書いたものを自分で解説する、というなんとも恥ずかしいことをしようとしていますが、この中で私は「言葉は誰がどう受け取るか」だと書いています。

前記事のユンギのメントに対しても同じことを書きました。

 

そして

「同じファンといってもそれぞれいる場所が違くて、ジョングクど真ん中の人もいれば、ジョングク崖っぷちの人もいるわけで、今回この発言で心乱されまくった人達の多くは崖っぷちだったんじゃないでしょうか。」とも書いていました。

 

今回のユンギやナムジュンや2日目のテヒョンの態度なども含め、ショックを受けて悲しくなってしまった人たちは、きっと崖っぷちだったのだと思います。

 

 

翻って。

ナムジュンも崖っぷちだったんじゃないか、と思うのです。

だから、あんな話になったし、あんな言い方になってしまった。

 

アンチについて、ヘイターについてあれほどまでに話したことってありましたっけ?

BTSはあまりネガティブな方向で意向を伝えることはしてきていないと思っています。(知らないだけかも?)

するとしてもやんわりだし、批判するよりも愛で持って包んでしまおう、という方法を取ってきたと思うし、人種差別についての声明を出すときですら相当に迷ったと告白しています。

 

それが、「僕たちを見下す」とか「アンダードッグ」とか「ベッティングが低い」とかいうネガティブな言葉や、「ファンとアンチは紙一重」とか「ライトなファン」とか、なんとも言えない言葉が続いたことで、あれ?ってなったのかなぁって思います。

 

全編を通して見たら、きっとナムジュンの頭の中にはグラミー後にBTSを揶揄するようなツイートを繰り返したあの大物PDのことがあったのではないか、と私は思っています。

 

もちろんそれだけじゃないとは思いますが、今までアジア人ということやファンダムの不正疑惑について揶揄されたことはあっても、あそこまで音楽やパフォーマンスについてはっきりとコケにされたことはなかったんじゃないでしょうか。

 

もちろん、テヒョンの映像を使ってVirusを撒き散らしているかのような加工をした悪質なものもあったし、私たちが目にしていないところでも、さまざまなことがあったのではないかと思います。

 

でもそういうアンチやヘイターを「カッコ悪い」とあそこまで言及するのは、ナムジュンもギリギリ崖っぷちにいたのではないか、と心配になります。

 

そのもうひとつの理由が「英語の方が楽」と言ったこと。

私の友人はここにもモヤっていましたが、私はなんとなく気持ちがわかるなぁと思いました。

 

私は英語も韓国語も喋れませんが、そんな私でも韓国語が割と厳し目に敬語を使わなければいけない言語であるということ、対して英語はそこまで厳密ではないことはなんとなく理解しています。(全体Vラの時も満年齢化する話の時、ヒョン呼びのところでもそんなことを言ってましたよね。)

 

だから韓国語で話すことが嫌なんじゃなく、もっとフランクに言いたいことを言いたいテンションで言語化したいってことなんじゃないか、って思います。

周りくどく丁寧にではなく、ダイレクトに言葉にしたい時って敬語は邪魔になるので。

今はストレートに気持ちを言葉にしたいし、英語ならそれをライトに全部言えちゃうような気がしているのでは。

 

心を支配するネガティブな想いは、言葉にした方が楽になります。

それが果たしてファンが見ているVライブか?ということは、これもまた受け取り方それぞれだと思いますが、私は話してくれて良かったなぁと思いました。

 

崖っぷちにいる感じだけど、こうして言葉にできたことできっと心は軽くなったと思うので。

 

本当に全編ハイライトと言ってもいいくらいの内容だったと思います。

特に印象的だったのは、

「1番たくさん考えたのは何かというと、僕たちがもっと直接的にアルバム全体に参加しないといけないと言うこと。作詞作曲に参加して編曲も。いつかは自分たちだけでやらないといけないということです」という言葉。

 

これは先述の大物PDに揶揄われたことへのアンサーだと思います。

「何人かの人が僕たちを見下す理由」と言っているので。

 

でも、これはデビュー当時からパンシヒョクに言われていたことなはず。

今またこのことをあらためて言葉にするのは強い意志を感じるし、その裏にそうは出来なかったここ数年の忸怩たる思いが見え隠れして、私はグッときました。

 

多くのファンがそう感じていたと思うし、私もそう思っていた。

グラミーに挑戦するなら尚更セルフプロデュースで、って。

 

そして「元々いた地点に戻るべき」という言葉に隠された思いとは。

 

私はDynamite以降の全英語曲に最後まで抗ったのはナムジュンだったのではないかと勝手に思っています。

Permission to Danceでラップすらなくなったことも。

今までの彼の言動から私が勝手に思っているだけだけれど。

 

そんなナムジュンが言う「元々いた地点」とは。

これって大きな言葉だなぁと思います。

 

 

あぁ、毎度ながら長くなって申し訳ないのですが、最後にもうひとつだけ。

 

ナムジュンは

「BTSは単なる7人のボーイズグループじゃない。huge wave(巨大な波)の中で多くの、また人種やジェンダーなど多様な人々がBTSの名の下に共にしている」と言いました。

つまりは今やBTSは7人で構成されたものではなく、さまざま人たちの集合体であると。

だから

「僕たちもまた特別だ」

と。(これもやっぱり例のPDのツイートに引っかかってるのがわかる言い方でした)

 

その特別の理由はさまざまあるけれど、1番重要なのはアミで、ただ応援してくれるだけの存在ではなく日常を共にし、一方通行ではなく相互的なもの。

魂を分かち合う存在だと。

 

久しぶりの歓声ありのコンサート終わりで興奮状態ってことを加味しても、結構重い言葉でアミへの想いを語ってくれて、2日間のメントを聞いても、さまざまなアンチコメントに晒されていたことは想像できるし、メンタルが安定している時なら流せても、崖っぷちの状態では流しきれないこともあるわけで、真正面から受けて辛いのではないか、って思ってしまった。

 

そしてそれがきっと痛いところを突かれた、というか、本人も自覚していたことだったりする時、その反動が強めの言葉になって出てしまう。

 

最後まで「生産性がなくて・・」って言っていたけれど、これはとても有意義なものだったと思う。

「変なことを言ってしまいそう」と言ってVライブを切ったナムジュン。

それほどまでに気持ちが高揚していたのだと思うし、言いたいことがまだたくさんあったのだろうなぁと思うけれど、でもこうやって少しでも言葉にして吐き出すことは時に必要なことで。

 

図らずも前記事でも「ライブはファンとのエネルギーの交換」だと書いたのだけれど、これもそこで得たエネルギーがなせる技ではないでしょうか。

言いたいことが言えず、ただただ浴びせられるアンチコメントにひたすら耐えるのにも受ける側のメンタルヘルスや状況で限界がある。

メンバーがいたって、スタッフがいたってどうしようもなく孤独を感じることもあると思う。

 

そんな時に、コンサートで得たアミからの間違いない好意的なエネルギーはメンバーを救っているかもしれない。

その勢いを使ってVライブで話してくれたのではないかな。

何の脈絡もなくできる話じゃないから。

 

ナムジュンの言葉からは「ひたすらにアミを信じている」ってことがひしひしと伝わってくるし、それは翻って「だからどうか裏切らないで欲しい」ってことじゃないか、って私は思う。

 

ソウルで眠れていなかったナムジュン。

ラスベガスでは眠れていただろうか。

 

ナムジュンの存在は大きい。

大きすぎる故にかかる負担が大きいのは言わずもがなで。

 

このVライブという場所が、生産性など気にすることなく、ファンだけが集う安全な場所であって欲しいなぁ、と思う。