ジョングクについてもう少し書きたい。

 

BTSの楽曲を聴くときに、ヘッドフォンやイヤフォンで聞いてみると、思った以上にコーラスが後ろに入っていることに気がつくと思う。

 

前に、コーラスのほとんどをジョングクがしている、と誰かが言っていたような気がするのだけど、うろ覚えでその証拠が出せない。ごめんなさい。

メインでもハモリでもない部分でかなりの仕事量をこなしていると。

 

BTSは4人のボーカルが順々にメインを取り、たまにハモリがあるだけで、全員一緒で歌うパターンはほとんどない。

日本のアイドルがサビ部分を全員で歌うのとは対照的。

 

メインボーカルの他に、ジョングクのコーラスが幾重にも重なって一曲の楽曲が出来上がっている。

 

ジョングクの声がクリアだからこそ、幾重に重なっても重くなりすぎず、誰の裏に入っても決して邪魔をしない。

 

前回の記事にコメントをくださっていた方が、ジョングクのラップへのハモリが素晴らしい、と書いてくれたのだが、本当にその通りで。(紹介してくださっている曲、素敵です)

本当に難しいことをサラーーーっとやってくれる。

 

そしてステージなどで観るハモられた方(なんか言い方変だけど😅)が、気持ち良さそうなのも印象的。

ハモってきてる方(ジョングク)に引っ張られてさらに良い声が出るんだと思う。

 

このところは、ずっと

 

ジミン×テヒョン

ジン×ジョングク

 

のユニットが多いんだけれど、誰とやっても、もちろん先述のようにラップラインの誰とやっても、良いと思う。

 

でも、この現行の推しユニットは理にかなっていて、クリアで綺麗な声(ジミン ジョングク)と少し濁った味のある声(テヒョン ジン)の組み合わせがとっても良く合っていると思う。

高音域(ジミン ジン)と中〜高音域(テヒョン ジョングク)の組みあわせでもあって、しかも素直な歌い方(ジン ジョングク)とちょい癖ありな歌い方(ジミン テヒョン)で、どっちにしても良い相性と思う。

 

ただし、ジョングクだけはどちらにでもなれると思うので、空いてる役割を上手にやっているだけかな。だからジョングクは天才だと言われるんだろうな。

 

誰とでもジョングクなら上手くやる、と書いたけれど、テヒョンとは声が似すぎていて(骨格が似ているからしょうがない)、一緒に歌ったらどんな感じになるかな。

ちょこっとじゃなくて、一曲まるまるガッチリ、聴いてみたい。

 

テヒョンともしユニットがこの先あるとしたら、私は、下パートをジョングク、上パートをテヒョンでやってもらいたいと密かに思っている。

 

ジョングクの声といえば、綺麗な高音が印象的だと思うけれど、個人的には中高音くらいの、ファルセットに行かないくらいの高さが好き。

もちろんテヒョンくらい低いところも素敵に歌う。

 

逆にテヒョンといえば、素敵な低音だと思うけれど、私は高音のテヒョンも好き。

テヒョンとユンギの記事でも書いたけれど、地味に歌もダンスも1番上手くなったのはテヒョンなんじゃないか、って。

見違えるほど音域が広くなって、ファルセットも綺麗。

他3人みんな高音が綺麗だから、テヒョンは低音担当みたいになっているけれど、普通に高音もイケてる。

 

ジョングクが自分のやりたいようにメインパートを歌って、その裏をテヒョンが取る。

そしてもっと聴きたいのはがっちりユニゾン。

ハモリじゃなくて、同じパートを、同じメロディを一緒に歌っているのを。(あぁ、夢)

 

ちょっとテヒョンの話をしすぎてしまったけれど、ジョングクのことに戻します。

 

ジョングクってラップも上手ですよね。

ナムジュンとユンギが面白すぎてジョングクが薄まっちゃうんですが、伝説のI NEED Uのパート変えの時も1人だけ普通にできてましたね。

元々はG-DRAGONに憧れてこの世界に入っているんだし、言わずもがな、のナムジュンきっかけ。

初期はラップパートも少しありましたけど、最近はないですね。

まぁあんなすごいラッパーが3人もいるのでBTSでは、ねぇ。

ちなみに、他のボーカル3人は本当にラップが下手ですよね。(それが可愛い❤️大好きジンの棒ラップ)

あんなに歌は上手くてもラップはまた別の才能(その逆も然り)なんだってことがよくわかって、ジョングクの凄さがわかりますね。

 

 

私、ジョングクのするジミンの歌真似が大好きです。

モノマネの上手い人はなんでもできる器用な人です。

 

どうすればその声が出るかわかる人。

ジョングクが上手いのは当然ですね。

 

 

自己主張していた頃から色をなくしていく時期を過ぎて、最近はまた少しずつ自由な表現を増やしてきているように見えますね。

 

「BTSのジョングクとしても、チョンジョングクとしてもこれからも良い音楽を作り続けてね」と言ったテヒョンの言葉が沁みますね。