『愛』について!!
前回まで『私にとってのスピリチュアル』を書いてきましたが、
私は、同時に『愛』についても、ずっと考えてきました。
『愛』がよくわからなかったのです。
実は今も、本当に理解しているわけではないのですが。
1990年代末から始まった“癒しブーム”の頃、
癒し系の絵が、可愛い『♡(ハート)』のマークと
『愛』という文字、一色になったことがありました。
確かに、ハートも愛も大切です。
イメージを伝えるのに、的確な図形と文字だったと思います。
でも、言葉が悪いですが、
可愛い『♡(ハート)』のマークと『愛』と言う文字を
描きさえすれば良いと思っているような絵も見かけて、
閉口してしまっていました。
私が『愛』という言葉で先ずイメージするのは、
聖書に書かれている『汝の敵を愛せよ』
『汝自身を愛するように、汝の隣人を愛せよ』と、
『愛とは、無償で見返りを求めないもの』という言葉でした。
私は、私の知っている中で一番“無償の愛”に近いのは、
『親の愛』なのかもしれないと思うことにしてきました。
近年になり、『愛』という言葉を使うスピリチュアル系の方が
増えてきたので、この3~4年の間に何度か「私、『愛』が未だに
よくわからないの。『愛』って何だと思う?」と尋ねてみました。
尋ねた相手は、『愛』という言葉をよく使う
スピリチュアル系の女性ばかりです。
結果は、人を選んで尋ねるようにはしていたつもりですが、
どうも要領を得ない返事ばかりでした。
まさか今更、面と向かって『愛』について尋ねられるとは、
思っていなかったのだと思います。
今の私は、『愛』が分からないながらも、
おそらくこの何年かで言われ始めた
『ワンネス(すべてが一つ)』が愛なのではないかと
思いはじめています。
しかし、私は、残念ながら『ワンネス(すべてが一つ)』を
経験したことがありません。
やはり、よくわからないのです。
最近になって、そんな私の心に一番響く『愛』についての説明を
YouTubeで見つけました。
それは、理論物理学者の保江邦夫さんが象形文字である『愛』
について説明している動画でした。
文字が中国から日本に伝わった600年頃の話です。
下記のように、『愛』という文字は4つの部分に別れ、
それぞれに意味があるそうです。
①手が上から降りてきて
下側に手のひらを向けている様子を表している
(使用する人の手)
②舟(“物”の代表)
③心(気持ち)
④手のひらを上向きにした手。
舟を下から支えている。(造る人の手)
そして、『愛』全体の意味ですが、
西暦500~600年の頃は、舟は人間の科学技術の粋を集めた
最先端の物でした。
当時、舟に乗ることは、命がけだったそうです。
だから、本当に緻密にきちんと作らないと、中国から日本へ
渡ることなど出来ませんでした。
造った人の手が、使用する人の手へ、舟(“物”の代表)を
手渡している様子を表していて、②の中に“心”があるのは、
造る人が、心⦅舟に乗る人の“命”を守るために、きちんと
造ろう⦆を込めて造り、受け取ってもらおうという気持ちを
表しているのだそうです。
単に納品だけの場合は“受”です。
この『愛』についての説明に、私が魅きつけられたのは、
もしかすると、単に私が物作りが好きだからという理由からかも
しれません。
でも、何かで読んだのですが、日本人は昔から物や道具に魂を
込めてきたという特徴があり、その特徴が、日本のすべての物に
神が宿るという多神教の考え方に繋がっているのではないかと
言われているそうです。
もう一つ、この文章を書いている最中に、『愛』についての
説明を見つけました。
正確な言葉ではないかもしれないのですが、
“光の世界と闇の世界があるとすれば、
決して光だけの世界になることはない。
闇の部分もあることを認められることが『愛』”だそうです。
そうか、“光だけの世界”になることはないのかと
残念に思いながらも、
闇があるから、より成長できるのかも知れないとも思いました。
そして、陰陽太極図(いんようたいきょくず)が
ふと頭の中に思い浮かんできました。










