プロジェクションマッピング応用技術 | Exit Music
こんにちわ

YOUTUBEを見てたら下記の2つがおすすめ作品で出てきました。


【高専生が作った作品】




【高校生が作った作品】




どちらもいいですね!


昨今では若干飽きられて来た感があるプロジェクションマッピングですが、最近は様々なアプローチが出て来て細分化されてきました。

純粋にカッコ良さを求めて驚きを与えるものや、ストーリー性を持たせてメッセージを伝えるものなど、東京駅のプロジェクションマッピングやシンデレラ城のはとても話題になったが近年では大規模の物からコンパクトで小さな物に移行して来ているようです。

大規模で照度の高い大型のプロジェクターを用いたプロジェクションは数千万円から1~2億円の予算が掛かりますが小さな物であれば割と数万円の低コストでできます。

これからは様々な製品にプロジェクションして行く傾向にあると感じます。これはこれまで直接的にお金を生まない映像作品としての技術が企業広告の為の技術に変わりつつあるからで

今までは比較的新しいアプローチ(大衆に知られたのはここ数年だが1970年代には既にあった)だったので大企業がスポンサードをして制作会社がコンテンツを制作しスポンサー名義で公開していたが


・短焦点プロジェクター

・シースループロジェクション

・3Dプリンター

・デプスセンサー



などの登場により更に表現の幅が増えて、技術躍進の為にプロジェクター性能も上がり、様々な簡易ソフトウェアも登場してきたので、いよいよ予算規模とアプローチの選択に迫られる事になると思います。



【短焦点プロジェクターとは】

その名の通り焦点が短いプロジェクターであり、本来は投影する物までプロジェクターを一定の距離を離して置かなければならなかったものを数センチから数十センチほど離せば投影が可能なプロジェクターの事で、元来のプロジェクターの前を人が横切ると影が黒く写り、映像を遮ってしまうのが問題だったが、距離が0距離に近ければ遮断される心配がない。
しかし照度が強い物が少なく鮮明度もまだまだ開発の余地がありそうです、

※以前のブログに載せたTHE COLORというパナソニック社の作品は全壁面に6台のパナソニックの単焦点プロジェクターを設置しそれらは制御されておりすべて連動させている。



これは壁の対面から投影したのでは影が映りこんでしまう為の処置とパナソニック製の短焦点プロジェクターのアピールにもなっていますね。光源が映ってないので壁も一緒に光るのは不思議ですよね。


【シースループロジェクション】

最近だと現在渋谷ヒカリエ11Fで行われていたネイキッドが制作した「バケモノの子」のPRでガラスの壁面に映像を投影することや、或は鏡の屈折を利用した投影でぱっと見に何も無い所に映像を映す技術です。

BLUE LINE TOKYOではMicrosoft社 MVP for Kinectでプログラマーの中村 薫さんがキネクトセンサーとポリッドスクリーンという透明な塩化ビニールをリコーの短焦点プロジェクターを使い文字がその場に浮かんでいるように見え、さらに人が目の前を通るとセンサーが読み取り、人の形を縁取るというインタラクティブなコンテンツであったり

同じような透明であるが光を透過させずらい大型パネルをデジタルアイドル(初音ミクミス・モノクロームなど)のライブで使用したりします。これらはゴースト現象(投影の残像が客席側に残ってしまう)や照明とプロジェクターの兼ね合いなどまだ課題が多くあります。

またRGBの光の特性を生かし、緑(G)の透過パネルを使い赤(R)と青(B)の色のみ(つまり紫)を透過させる事や。(解りづらいかもしれないがよく学生など試験の参考書に赤い字で書かれた所に赤いフィルムを重ねると赤だけ見えなくなるのと一緒でその原理を光の三原色にもってくると考えてもらいたい。)

はたまた虹のように水しぶき(霧)に投影や、スモークマシンを多く焚き、煙に投影するなど総じてシースループロジェクションである。



↑※青い線がはいってますがここには透明なフィルムが貼ってあり映像が映し出されています。


3Dプリンター

3DプリンターはDMMのCMや展示会などではメーカー各社が自社のプリンター製品競争を広げる次世代プリント機器で、現在は様々な事に使われており例えば樹脂のネジや模型、フィギュアから、さらにはお寺の仏像までも、建築業界などでよく使用されるCADなどで3Dデータに起こして立体物を簡単にプリントできる、値段も安い物で10万円しないくらいのかなり安価になり、ちょっとした3Dプリンターブームである。

これらはプロジェクションマッピングの真骨頂である立体物に映像を投影する為に使われ、まさにプロジェクションマッピングである、というのも平面に映像を投影するだけの物は厳密にはプロジェクションマッピングとは言わないのであるからで、平面の物に映像を映すのであればそもそもプロジェクターでやる必要は全くない訳で、斜めや上下で奥行きが違う所に当てはめていって見せるのがマッピングである。

先日銀座の三越で開催されていたうさぎのキャラクターのミッフィー展でもミッフィーの模型に歴代の服のデザインをプロジェクションマッピングし公開していた。

このように、これからは投影する被写体も大きな要素になるので3Dプリンター或は造形物とセットで制作する事は必須になるだろうと感じる



【デプスセンサー】

これは上の中村さんが実施した例でもありますが、突き詰めると最後はセンサーを応用する事になり、それは1年の歳月を掛けて作った、どんなに素晴らしい作品でもそれらは映画など映像作品と一緒で、一回見れば十分であり、何より一方的である。作品という位置づけならば一方的で構わないし、表現であれば尚更だ、しかしそれが広告目的だった場合にはいかにコンテンツをインタラクティブ(双方向性)にし、見てる人や時間、性別などを識別して広告の最適化をする必要があり、
作品としてのプロジェクションマッピングではなく完全に広告、商業としての応用では魅せる事よりもアテンションの(注目を集める)為である

そこにはデプスセンサーだけでは無く様々なセンサー技術が今後も増えてきそうである。



デプスセンサーの一種キネクトセンサーを使ったプロジェクションマッピング例

【 ICHIYO 一葉 】





以上


プロジェクションマッピングについてでした



<おまけ>

ライゾマティクスのプロジェクションのVJアプローチ
キネクトセンサーとは違うデプトセンサーのリープモーションを使用してリアルタイムに規則性を変えています。




下記の動画は個人的にライゾマのプロダクトで最高傑作です。様々な技術要素の複合体ですね。この応用でPerfumeのすばらしいライブパフォーマンスも成り立っています。




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※もし面白い技術や変わったアプローチをご存知の方いたら私の方に是非教えてください!?IT、科学、音楽動画演出、インタラクティブ、インスタレーション等ジャンルは問いません。エンターテイメントや広告アプローチ、ファッションなどに応用出来るであろう技術その他。或はそのもの単体では難しいが他の技術と組み合わせ複合的に使えるであろう技術がある。などご提案があればご相談に乗ります。

<実際にあった例>
マイコンでLEDを遠隔操作できるアプリをつくりファッションショーでモデルのドレスや装飾品(ピアス、ブレスレット、アンクレット)に埋め込み光の信号を操作するエンターテイメントアシスト技術

アナログアート(写真、絵画、生け花)とデジタルテクノロジー(プロジェクション、様々なセンサーなど)での演出アシストを施したアートコンテンツ


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