式場や衣装選びの際、
どうしても壁になってくるのが
価格交渉。
あまり交渉事に慣れていらっしゃらない方も
多いのではないでしょうか。
かくいう私も価格交渉苦手です
でも、結婚式準備を通して
こうしたら交渉がうまくいくな~という
ポイントが見えてきたので、
今回はそれをお伝えしていきたいと思います
お役に立てれば幸いです
前提として
先方も善意でブライダルをやっているわけではありません。
背景にあるのはビジネスです
なので、
「お金がない!もっと安くして!」
というだけでは不十分です
値下げしてもらうには、
彼らが納得できる根拠を示す
必要があります。
何が根拠になるのか
端的にいえば、
比較・代替・責任です。
①比較
→他店との価格の差
同一の商品で
価格の高いものと安いものがあれば
人は自然と安い方に流れます。
「ここもいいんですが…
他の式場だとこれだけ安いんで
そっちに行こうか迷ってます」
というようなことを言っておけば、
他に流れてほしくないので
大抵値下げしてくれます
さらに、具体的な金額を提示できると
先方もやりやすいと思います
②代替
→値下げするメリットを示す
たとえば、
(A)「これ3つセットで行います!」
=式場・お店の売上増
(B)「これはいらないんで、
その分下げてください!」
=式場・お店の負担減
わたしたちはこれを主に衣装・美容で使いました
(A)については、
向こうにもノルマがあるでしょうから
多少値下げしても
1つより複数借りる方が売上は入るでしょう。
(携帯会社のセットプランとかこれに似てると思います)
(B)については、
「前撮りを本番の数日前にやる。
クリーニングしなくていいからレンタル料をなしにしてほしい」
「前撮りとヘアメイクリハを兼ねるのでリハ単体はいらない=費用なし」
など、ある程度こちらも妥協しての提案をしました。
式場・お店にもよるでしょうが、
売上を見込みたい・選択の余地があるところなら交渉成功すると思います
③責任
→費用発生の説明責任
ブライダルあるあるだと思うのですが、
後出しで費用請求されることってありません?
私たちは契約後にこれ何度かあって、そのたびに交渉しました
費用発生する項目を行う場合、都度式場側は
それがどんな内容で
いくらかかるのか
説明する義務があると思うのですが、
たまにそれがすっぽ抜けて
費用だけ請求されることがあります
よくあるのが
「セットに入ってると思ったら別途請求されてた!」
とかですかね。
そういう時、
十分な説明がなされていない
という理由で交渉できることがあります。
根拠の作り方
①比較
→相見積もりを取る
必ず複数の式場やお店をまわって
相見積もりを取りましょう
②代替
→相手のメリットや、
自分たちの妥協できる点を
考える
相手がどうやって収入を得ているのか、
相手にとってのメリットは何か
常に考えましょう
同時並行で、
自分たちは何を譲れるのかも
考えておきましょう
③責任
→行う項目ごとに
内容・費用を細かく聞く。
打ち合わせ内容のメモを
とっておくことや、メールなど
文書に残しておくことも有効
これに関しては言った言わないの
水掛け論になることも想定されますので、
予想外の出費が出ないよう
細かく確認しておきましょう
いざという時には
証拠となるようなものがあると便利です
わたしたちは6件の披露宴会場を見学し、
決定するまで最終候補の会場とは何度も価格交渉しました。
また、会場が決まり、
結婚式の準備をしていくにあたっても
費用発生するタイミングはたくさんありました。
そうした数々の交渉をとおして、
大事だと思ったことをまとめてみました
参考になれば嬉しいです