作詞:月迦
作曲:月迦
ひぐらしが鳴いている
あれから何度目の夏だろう
大切に守ってきた時間が
私だけを連れて行く
未来に記された幸せの欠片が
緋色に染まったあの日から
音も無く心を蝕んで
空に伸びる朱(あか)い糸が
いつか切れてしまわぬように
何度も名前を口ずさみ
今もあなたを探している・・・
セピア色の世界で
何度もあなたを見つけた
触れようとする度に
悲しそうに笑って消えた
頬に残る幾重もの涙の痕
楽しかったあの日のの記憶は
思い出すことさえできなくて
遠く離れてしまっても
いつも隣にいるような
温もり感じていたい
今もあなたを求めている・・・
何度夏が過ぎ去っても
いつか夢で出会えなくなっても
胸に刻まれた愛を
いつまでも信じてる・・・