暗闇から抜け出すために
子宮頸がん検診の結果通知。
『要精密検査』
『Ⅲa(ASC-H)』
ただの紙切れ1枚で
今までに経験したことのない恐怖を感じ、
現実逃避しつつも毎日が暗闇の中。
そんな生きた心地のしない日々を過ごしていく中、
あるとき、心身ともに限界をむかえました...。
いつまでも現実逃避して
これから一生この恐怖と一緒に生活していく...。
もし本当に‟子宮頸がん”だったら
このまま治療を放棄しつづければ確実に残りの寿命は短くなる一方。
毎日毎日ウジウジ悩むのも、もう疲れた...。
だったら
勇気をふりしぼって精密検査を受け、
‟癌なのか癌でないのか”
‟子宮頸がんとはなんなのか”
‟どの程度深刻な状況なのか”
現状を把握するだけでも心が軽くなるのでは、、?
と、精密検査結果通知から約2か月、、
そう思うようになり始めました
ただ、この時は
‟子宮頸がんというもの”
‟要精密検査の意味”
を全く理解しておらず、
『精密検査を受けに行って現実と向き合う!』
という意気込みではありませんでした...。
まだ心の奥底で
『精密検査を受けたら問題なしと言われるはず!』
『問題なければもう悩まず辛い日々とはおさらばできる!』
と何の根拠もないのに99%
明るい未来が待っている
と思い込んでいました。
残りの1%は
『余命申告されるのでは』と暗い未来が頭の中をよぎる程度、、。
そんな根拠もない安易な考えではありましたが、
生きた心地のしない辛い日々から逃れるため、
精密検査を受ける覚悟を決めました
本当に、この2か月間は辛かったです。
6年経った今現在、当時のことを思い出すと心が苦しくなります。
今思えば、当時精密検査を受けると覚悟したことで、
現在の私がいるのだと思えるほど、
自身の未来を変える大きな決断だったのだと思います
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