高層ビルが立ち並ぶ大都市

その最上階に私はいる

そこには大勢の方が危機感を持って集まっているようで
皆誰かを探していたり そこかしこに声をかけて歩き回っている


私も誰かを探している風だ

ふと窓から外を見る  どこも同じ様なビルが立ち並んでいる
厚い雲が垂れ込めて外は薄暗く、不穏な感じが漂っている

最上階なので下を見下ろすと

そこには道路であるはずの光景ではなく
洪水による茶褐色の濁流がまるで川の様に流れている

ダイブしながらライトを点滅させて走る車が数台見える
大型車だったり 乗用車だったり・・・

電気系統は大丈夫なのだろうかと 思ってみる


そこで私は誰を探しているんだっけと我にかえる

そうだ  父だった!

そう思うと居ても立ってもいられなくなり
探し廻る

パーティ会場のような広い空間に皆それぞれが避難しているんだと
その時悟る

この緊急事態を自分はどう乗り切れるのか


そうこうしているうちに車椅子に乗った父と出逢いホッとする

けどそれも束の間、父は勝手に動きだし
ナゼか大浴場に行きひとりで入ると言いだして焦る

もう介護なく、一人では入浴できないのに~と思っているところで
目が覚めた





夢の中の父は勝手気ままな性格のままに動いていた
多分 今の父もそうしたいんだろうな~と思う


そして高層ビルの夢はよく見る夢でもある

私はいつも最上階に居て外の対面するビルの人とアイコンタクトをしたり
外部の様子をじっと見ている

状況は殺伐としていてまるでテロの後の様だったりもする

自分は安全なテリトリーで外の様子を見ているような感じなのかと
思えるけれど

それも私が単に見ているだけの世界

ニュースで繰り返し流される悲惨な映像や津波の残像

私の中で受け入れられないものとしてのデーターなのかもしれない