こんにちは♪
ご訪問ありがとうございます。
30代、3児の母るうこです。
くぅ(6歳長女)ちょこた(3歳長男)
いちご(1歳次女)のり(夫)
と5人で賑やかに暮らしています。
そんな日々の様子を
マイペースに綴っています
にっこり花




続きです。




どうやら私が到着するまでの少しの時間に、義母が男の子なのにかわいい物好きなちょこたの育て方について、何やら意見を述べたようで。

(何を言われたのか、私は今も知りません。)



のり君は


「そこは俺らも散々話し合って、意見が割れてるところだから。」

「◯◯が子どもの頃すげぇ色々言われてたじゃん?俺らはそれをどうしても思い浮かべちゃうけど、そんなのるうこに言ったって分からないから。」

「るうこが考えてやってるところだから、るうこと話してくれ。俺は分からないから。」


と言い、私は突然、どんな心づもりでちょこたを育てているのか、義母に伝えるよう言われたのです。




あ、のり君は味方だと思っていたけど違うんだ。

私を売ったんだな。

育児のことは夫婦で話して決めていると思ってたけど、そうじゃないんだ。

私はこれからおそらく吊し上げにされるんだな。



そう思いました。



それでも、私がここで踏ん張らなければ。

これから先何があっても、ちょこたを守りたいから。



同時にそう思い、喧嘩になっても仕方がないという覚悟で、自分の思いを伝えました。





私「私は、ちょこたの好きな物を否定したくないと思ってます。理由が上手く言えないことはしない、とも決めています。だからプリンセスやかわいいもの、スカートが好きでも受け止めていきたいと思ってます。」



義母「だけどちょこたの場合は、極端じゃない。そこを誘導しよう、修正しようということはしないの?」



私「そうですね。もちろん、他の物はどう?と提案することはしています。それは男の子らしい物だから、ということではないですけど。それでもプリンセスがいいと言ったら、いいよーと言っている感じですね。そこは本人の判断に任せています。」



義母「じゃあ、将来的にLGBTQの枠組みに入るとして、その覚悟があるってことなのね?



私「はい。私はあります。もちろん何も考えない訳じゃないです。差別があるかもしれない。辛い思いをするかもしれない。でもそんな時、好きなものを好きと、堂々と言えるように。親として精神的な部分のフォローをしてあげたいと思っています。」

「性的なことは、まだまだ理解していないと思います。だからこれからどうなるか分からない。私達も手探りで色々と考えてやっているので、正解なんて分かりません。」

「でも、場合によっては命に関わることでもあると思うので。もし誰からも認められなくて自殺なんてことになったら辛いから。だからこそ例え私だけでも、母親として、ずっと味方でありたいと思ってます。」



義母「そこなのよ。もしかしたら命に関わることなのに、そこを親が修正してあげないのは…。

「お父さん(義父)もずっと、女の子みたいな服を着ることに思うところがあったから、今回こうなったのよね…」

「でも分かりました。覚悟はあるということなのね。」


私「はい。私としてはそんな感じです。かと言って色んな意見があることも承知しています。そこをちょこたにも少しずつ伝えているところです。例えばもし一緒に出かける時にスカートを履いてほしくないとかあれば、そこは私の意見を押し付けるつもりはないので、それはズボンにしてほしいとちょこたに伝えてもらっても構わないです。一緒にいることを恥ずかしい、嫌だなぁと思ってほしくはないので。」



義母「うん。私はそういう時は脱がせるから大丈夫。」



私「お義父さんにも嫌な思いをさせてしまったことは申し訳なかったです。」



こんなやりとりをした後、のり君がまた他の話をしていたので、ここで話は終わったのですが…




義母は決して悪気がないことも、ちょこたが可愛くないということではないことも、言葉を選んで私に話をしてくれていることも、十分伝わっているんです。


世の中にこういった意見を持っている人がたくさんいることも理解しています。




それでも私は、自分の育児を否定されているように感じて。

ちょこたのことも否定されているように感じて。




まるで、ちょこたに何かあった時は全てお前の責任だ。

2人にそう言われているような気持ちになったのです。




ちょこたを守るって決めているのに、こんなことでこんなに傷つくなんて。

覚悟が足りないのかなぁ。情けない母親だなぁ。



私が認めていることが、将来何かマイナスなことに繋がったら。

そこにちょこたの人生がかかっていたら。






怖いな、怖いよ。





私だって、本当は怖いよ。






だけど、強くいないと。







そこから本当に、色々なことを思いました。



私があえていない時に、子どもに言ってるんだろうなぁ。

今までもそうだったのかな?



くぅ、辛かっただろうなぁ。

お義父さんも、子ども相手にそんな大人気ない態度とるなんて…でもそういう人もいるんだよね。何事も経験だよね…でもそれが身内って。切ないなぁ。


ちょこたのことも、そう。

否定されることはこれから先もあるとは思う。でもそれが身内にも、って。

せめて近しい人には、認めてほしかったな…。


育児方針を伝えてなかった私のせいかな。

こういう方針でやっていきたいので、見守ってくださいと、あらかじめ言う必要があったのかな。

私にとっては日頃少しずつ伝えていたし、改まって言う問題ではないと思ってたから…疑問に思うなら、子どもにあたる前に聞いてほしかったな。



くぅがトイストーリーやトーマスが好きで、そのアイテムを身につけていても。

逆に、プリンセスの靴を履いていても。


こんなこと、なんにも言われなかった。

修正してなんて言われなかった。

そんなの着ちゃだめだなんて言われなかった。

いいね、かわいいね。

そう言われてきた。


どうして?なんで?

なんでちょこたはだめなの?

どうして好きなものを周りに操作されないといけないんだろう…。

好きという気持ちは、誰のものでもない。

その人のものなのに…。




私はものすごく泣きたい気持ちになって。



でも、もっと傷ついているのは、きっとちょこたとくぅだ。



とにかく、ちょこたとくぅと、話をしなきゃ。



そう思いました。


そこで帰宅後、のり君、ちょこた、くぅと、それぞれ一対一で話をしました。





続きます。