長年看護師として働いていますが
みなさんおなじみの『風邪』について私の思いをちょっとつぶやいてみたいと思います
風邪の症状が出た時って、まず目に見えている症状を何とかしないと!と思ってしまいますよね。
熱があるから下げなくちゃ
鼻水や咳が出るからとめなくちゃ
そして…
「先生、もっとよく効く薬はないんですか」
「薬の量が足りないんじゃないですか」
「もっと良い治療法はないんですか」
……と、こんな言葉を毎日のように聞いているうちに
自分の中に違和感がムクムクと湧いてくるように。
私自身も以前は
・医療の最先端がすべて正しくて
・ちゃんとした病院で
・ちゃんとした医師に
・適切な治療(投薬)を受ける
なんてことが、当たり前のように基準になっていました。
しかし体の不調は
薬が治すのではなく
薬の力を借りて自分自身で治している
ということを強く認識するようになり
ヒトの体が本来持っている
自然治癒力のはたらきを高める環境をつくる
それこそがとても大切なことだと考えるようになりました。
もちろん病気の中には、薬の力を大いに活用して治療効果をあげることも多々あります。
薬のおかげで、細菌の繁殖を抑えたり、炎症を抑えたり、症状が重くなる前に治癒へと導くことができますので。
ただ、過剰な治療、過剰な医療への期待、過剰な薬の乱用、これらは行き過ぎてるんじゃないかなぁと思うこともしばしば(特に風邪においては)
風邪をひきやすい、ひきにくい、というのは、ウィルスの強さ云々よりも、その人の持っている体力(免疫力)が大きく関係してきます。
インフルエンザにかかったことがない、という人がたくさんいますが、それは、かかったことがない、のではなくて、かかっていたけれども症状が出ないうちに免疫で処理してしまった、というケースが大半だと思います。
こういった日頃の小さな感染に対処できるのは、免疫力だけなのです。
免疫力は、栄養や体力に加えて、精神面でも大きく左右されると言われています。
私も以前、健康オタクと化して、良い食事にこだわったりサプリメントを研究したりした時期がありましたが、日常の中でそれをやり続けるとなると、ものすごく大変でストレスになってしまいました


楽しんでできる方は全く問題ないのですが、私のようにズボラだったり、また忙しい日々を送っている方には相当な努力が必要になってしまうので、こういったことはほどほどが良いようです。
『笑い』は免疫に効くということが知られているように、病気に対して神経質になり過ぎたり、薬を飲まなければ治らない、などと考え過ぎずに、適度に休養したり、心から美味しいと思えるものを口にしたり、好きなことをしてリラックスしたり、といったことも大切です。
覚えておきたいのは
発熱は、体温を上げることで免疫力をあげるために
痰は、戦いによって死んだ白血球や菌の残骸として
咳は、ウィルスや痰を外に出そうとするために
このように、ちゃんと理由や目的があってこれらの症状を呈しているため、むやみに抑えつけるよりも安静にしながら症状が落ち着くのを待つのが自然といえるでしょう。
ただ、お仕事などでどうしても休めない時には、症状を抑えてくれる薬はとても頼れるアイテムです💊✨
風邪のシーズンですが、免疫力のアップ
に注意を向けつつ、いざという時には病院や薬を上手に利用してのりきっていきたいですね
に注意を向けつつ、いざという時には病院や薬を上手に利用してのりきっていきたいですね