フロムトーキョー

天蘭 光永りつ


(天蘭)不安ばっか知ってんだ

雨が降りそうな日 風の匂いで わかるから

(りつ)誰だって気づいてんだ

ボクには無理だと それでも足掻いては転んだ


(天蘭)友情×《と》努力=《と》勝利の方程式

解けないまま 過ごした僕らにも

(りつ)いつか分かる日が来るよって

確証なく笑える 自分が嫌いだ

(天蘭)星が降る あの街に 

置き去りにした 想い出が

胸の奥で揺らめいている

(二人)いつまでも焦がれていた


それは 雑踏《ざっとう》の海の中で

(天蘭)踊るように 燃えている 誰かの声

(二人)ずっと 探し続けてる

(りつ)たとえそれが僕らの ワガママでも いいさ


好きな事選んだんだ 胸を張ればいいって

わかってる わかってる 繰り返した


(天蘭)結んだ指と かさねた呼吸

鳴り響く鼓動に耳を澄ました


(りつ)ホントは 言いたくなかった

うざったいんだよ 外野ばっか

ここで生きるってこと 決めたんだから!


(二人)きっと ボクらの出会いだって

(りつ)この空の下にある 小さなセカイ

(二人)ずっと 求め続けてる

(天蘭)たとえそれが誰かの気まぐれでも いいさ


(りつ)それは 雑踏《ざっとう》の海の中で

踊るように 燃えている あの日の声

(天蘭)ずっと 探し続けてる

たとえそれが僕らの ワガママでも


(二人)きっと ボクらの出会いだって

この空の下にある 小さなセカイ

ずっと 求め続けてる

たとえそれが誰かの気まぐれでも いいさ


(りつ)不安ばっか知っていた

(天蘭)あの日のボクらが

(二人)この街で 僕らになれますように