こんばんは昨日は合格者座談会と銘打って、こーんさん、つじつじさん、ともしび先生の3人とお話させていただきました。

とても楽しく有意義な時間を過ごさせてもらったので個人的にいろいろ雑感をまとめておきます。


 司法試験系の情報収集の話。

個人的に、以前こちらの記事

 


で書いたのと同じような趣旨の話がこーんさんとつじつじさんからあったので。(自分の考えは概ね↑の記事にまとめられているので割愛してお二人の話で印象に残ったことをまとめます。誰の発言か印象に残ってるところは発言括弧書きしていく。)

合格者の体験はそれぞれ共通点もあれば違う点もある。それは、どちらが正しかったかという話ではなく、それぞれ自分に合っていたと思う方法や情報を発信している。(こーんさん)

②それをどう活かすか、どう自分に落とし込んでいくかは聞いた受験生が自分で考える必要がある。(自分)

かつては情報格差があり、情報を持っていることで差がついたのかもしれないが、今はむしろインターネット上で情報が過剰に氾濫している。したがって取捨選択する能力が大事。(つじつじさん)

④信頼できる指導者を見つけたらそれに寄りかかって一直線に進むのも大事。


 勉強に向かう姿勢の話

これも自分の話は特殊なので割愛します(どっかの記事に書いてあります。)

①職場にから帰宅前の間にカフェなどを利用して勉強する。

こーんさん「自宅で勉強するのが苦手なので、慣れるまでカフェでその日のノルマが終わるまで勉強していた。」(ちなみに、自分がこーんさんの話を数回聞いていてこーんさんはスキマ時間有効を有効活用するということはあまりしてなくて、勉強がプライベートを侵食しないようにきっちり分けてメリハリをつけるタイプだったそうです。)

つじつじさん「通勤時間しか勉強できなかったので、通勤時間の電車とかで勉強していた。仕事終わりは疲れてるので、帰ったら負けだと思ってカフェで勉強していた。」

 お二人とも、ストイックだなーとは思うものの、最初から超人的な集中力があったというわけではなく、お仕事をされながら、勉強に慣れようとする過程があったというのは親近感がわきました。最初の段階では、勉強慣れできるような環境を整えることが大事なんだろうなと思いました。

 その分、やり始めたら勉強は集中してやるというところが大事なのかなと思いました。


 論文学習の話

ここは、自分とお二人は若干違いました 自分の考えは↓の2つの記事にまとめてある(クソ長いですけど)ので割愛します。

 


 



①論文とはなんぞやということを知る(つじつじさん)

模範解答、参考答案などの完全な答案と、現場で書ける答案は違うということを理解する。

②最初は分からなくて当然なので、解答をまず一周読んでしまう。

③解答解説部分を読んで「押さえておけば解答が書けそうな部分」を事前に押さえておく。(こーんさん)

④他人(できる限りプロ講師)の添削などの客観的評価受けた方がいい。自分で反省しようとしても主観的評価に傾きがちなのでどうしても独りよがりになってしまったり、そもそも正解が分かってないので、誤った方向に進んでしまうリスクが高い。

⑤判例学習については、科目ごとに判例の持つ意味が異なる場合があるので、それも念頭に入れて勉強する。

 判例の規範と事実について、判例の事案を理解することはもちろん、判例がどういった規範を立てているのか、その規範と事実をどのように結びつけているのかを理解してストックしていくのが大事。

⑥法律は理屈で成り立っているので、条文を使って、要件充足性を検討していく姿勢が大事(つじつじさん)

 刑法論文式の問題は、きれいに構成要件該当性に事実をあてはめていく点で、法的三段論法が理解しやすい。(こーんさん)



お二人に共通していたのは、学習初期段階の、割り切り方かなと思いました。

分からないところは仕方がないので、ここを押さえるべきというところを、読んで覚えるまでが速いなと思いました。

それから、三人共通してアウトプット移行は早いほうがいいという感じで、できれば初期段階に合格答案を見て、合格者がどのような、思考過程、解答過程でどのような評価を受けていたかを把握しておくとよかったみたいなこと言っていたと思います。


 直前期などの過ごし方の話

①新しいことを始めるのは絶対やめといた方がいい!(自分、つじつじさん)

②直前期はメンタル的にキツくなるので、あまり無理せずリラックスして実力を出しきれる状態にすることが必要。(つじつじさん)

③特に社会人の場合は予想できないことが直前期に起こることはある程度仕方がない。ある程度は不測の事態が起きる前提で、時間が取れない場合にも短時間で全体を見直せるような準備をしておくと、カバーすることができる。(こーんさん)



 終わり


他にも書きたいことはいっぱいあるのですが、一応ライブだったということで要点だけ書くに留めます。


今回は、急な誘いに乗ってくれた御三方に感謝です!