“ほんとうの幸い”を探してたのは「銀河鉄道の夜」のジョバンニ。

大好きな宮沢賢治の作品」。
この中で
「みんなの幸いのためなら あのサソリの火のように
ぼくの身体なんか百ぺん焼いてもかまわない」ってフレーズがある。

これは、サソリがイタチにとらわれそうになる時に
つかまって食べられないように必死で逃げて、井戸に落ちてしまった。
水の中で死にそうになっているサソリは、そのとき
自分は今までに多くの命をいただいてきたというのに今は、
イタチに自分が食べられそうになって逃げてこんなふうに死のうとしている
なぜイタチに黙ってこの命を捧げなかったのだろう、
そうしたらイタチも一日長く生き延びられたろうに。
こんなむなしく命を捨てるのではなく、この次は
どうか神さま、みんなの幸いのために私の身体をお使いください、って。
それでさそり座のアンタレスは、あんなに赤く輝いて
夜の闇を照らしているんだよ、って話からのもの。

ジョバンニはカムパネルラと、みんなの幸いを探しに
どこまでもどこまでも一緒に行こうねって約束をした。
そのカムパネルラは、友達を助けるために犠牲になってしまい
一緒には行けなくなってしまったのだけど。

最後のほうに出てくる名言。
「すべての人がカムパネルラだ。
君の出会うすべての人がカムパネルラだよ」

泣ける。

「同じ賢治の作品「グスコーブドリの伝記」でも
世界を救うためにグスコーブドリは自分の身を捧げている。

ほんとうの幸い。

ほんとうの愛。

大好きな桜井さんの歌詞
「愛は きっと 奪うでも与えるでもなくて
 気が付けば そこにあるもの 」

いっぱい、いろんなフレーズがあるけれど。
これらは恋愛の愛。

そこから発生する様々な感情や問題は、置いておいて…。

恋愛の愛でも、それですら、素晴らしいと思うけれど。
もっと大きな愛ってさ。

愛なんて、言葉で語れない。
溢れてくるもの。

スピとか関係ないし。
他のどんなこともそうだけど。

ただ普通に生きてるだけで、すごいことなんだから。

生きることが、そのものが、ほんとうは愛の中にあるわけだし。

だれもが、愛されてる。

その中で。

感情とか、思いとか、反応して揺れ動く気持ちって
何かを教えてくれるし、前に進ませてくれるもの。

アイデンティティーとかも、でてくる。

私が、チャレンジしてみたいと思ったことや
興味を持ったり、極めたいと思ったことも、同じだけど。

私のテーマかもしれないけど、私は、知りたかった。
宇宙の法則を。
人間の持つ可能性も。

なぜ…。か。

小さなころから、なぜ生まれてきたのか
生きることの意味を考えてる子供だったから。

私の下に、本当なら弟として生まれてくるはずの死産の子がいて
母のお腹が大きくなってるのも薄っすら記憶がある。
なぜ、私は生きられて、その子は生きられなかったのか。

私の原点。

子供のころ、知ったキリストの話。
目が見えない人の目が見えるようになり
歩けない人を歩かせることができた、という、それに憧れた。
そんな力があれば、不幸な人はいなくなるのに…って思った。

56億7千万年後の救済では、遅すぎるんだよ。って思ってた。

だから…。

もし、人間が、キリストみたいになれたなら
世の中、変わるよねって思ってた。
小さいながらに。

医者になるには、頭もお金もなくて。

それでも、心のどこかで、奇蹟のようなことを望んでた。
そんな思いがあったから、それがたぶんそういった方向へ走らせた。

魔法使いサリー、とか、秘密のアッコちゃん、大好きだった。
メルモちゃんも、最高。
あんな秘密のキャンディー欲しいと思った。

不思議とか、魔法とか、奇蹟、運命、星、宇宙、そんなのに惹かれて
それが魔術や、錬金術や、ヒーリング、代替療法に、移行して。
その中で、性エネルギーを有効に使えばすごいって思ってた。

ようするにクンダリーニ。
それを諦めてずいぶん後になって、うまく上昇させた人を知り
聞けば、別に身体を結合させた時に起きたわけでもないようだし。
じゃあ、結論としては、単独でもいけるわけだ(笑)

そして、その覚醒が起きた時
必然的に霊性も大きく進化しているわけだろうから。

それをどう使いたいかは、
基本の困った人の役に立ちたい、から始まって、そこに戻るんだけどね。
でなきゃセラピストなんかやってないって。

助けたいとか、救いたいとかって、ものすごいおこがましいと思うけど。
誰もが幸せを望んでいるのだから、そのために自分ができることが
少しでもあったり、自分を使うことができたら嬉しい。

いろんなツールを増やしているけど、やっぱりそう。
「どうぞ私を使ってください」って感じ。

それは、人さまからお金をいただいてやるのは仕事だけど、
日常でも、例えば、ご近所さんや、職場とかでも同じ。
家庭でも普通にできることだし。
どんな職業の人でも、そこに自分を活かしてるわけだから。

どんな人の中にも、「愛」はあって
その部分が本来のまま輝くときは素敵。
それを見るのも素敵。

愛には、愛が。


「祈り」の映画じゃないけど、
量子の世界でも解明されていきそうだけど見えない世界って
普通に生活の中でもちゃんと共存しているわけで
難しい知識や用語や、技術とか、関係なく、動いているのだから。

普通に、日常の中で、誰かのために、ふと祈る瞬間もあるし
誰かを好きでたまらなくて光で溢れている瞬間だってあるわけで。

神社へ行かなくても、パワーストーンを身につけなくても、
瞑想なんかしなくっても、普通に昔からあったことだし。
特別なことでもないのだけど。

私の場合は探究心が疼き、果敢にも挑戦してみたかったということ。

脳だって、DNAだって、使われているところは、ほんの数パーセント。
脳や、DNAや、意識の領域って、全開にしたら
これはやっぱりすごいことだと思う。

だから、私の興味は尽きなくて、さらなる学びが続くんだけどね。
私には それが魅力的で、そして楽しくてしょうがない。

ああ。生きてるってステキ。
命、ありがとう。


フミヤさんの「true love」が出てくると思ったら
「アナザーオリオン」のほうをBGMにして
ミスチルの「名もなき詩」
http://www.youtube.com/watch?v=KPRJycTjmlQ&feature=related


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