俺は静かに後ろを向いて傅いた。
地面を強く睨みながら。
「・・・・あらぁ、唇から血が出てるわよ。どうしたのかしら・・・ねぇ?」
「───ッ・・・・」
悪魔が俺の頭を上から強く踏み潰した。
「痛がりもしないのね、可愛げのない」
痛みなんか感じない。
そんなもの、とうの昔に捨てたから。
「そんなに嫌なら契約書を破ればいいのよ?」
くすくす笑って悪魔は俺のポケットに入っていた契約書を取り出し、
俺の手の中に入れた。
「ただし、貴方の妹がどうなっても知らないけど。」
俺は契約書を強く握り締めた。
こんなもの破り捨てられたらどんなにいいか。
だけど、こんな紙切れ一枚でメアリーは・・・・・
クソ、クソクソクソクソクソッ・・・・・・・
俺がこんな場所に連れてこなければメアリーは今笑っていたハズなのに!
何で俺はこんなに・・・・・。