heartのブログ

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「え~、であるからして、日本の政治はこれからどうなってゆくのか?
 
 それは国民の皆様にかかっております。故に、この私裕生は、国民の皆様のために、この差民党の一員として、
 
 頑張っていきたい所存であります。しかし~・・・」



日本の政治なんてクソだ。


国民のため、国民のため・・・なんて言っておいて、結局は自分が甘い汁を吸うために行動している。


政治界の人間がああだから、私たち国民がこんなに苦労する・・・と真理子は常々思っていた。


真理子はもう世の中に疲れていた。


行っている短大では、人間関係が上手くいっておらず、友達が1人もできないでいた。


別に短大くらい友達がいなくっても、留年してでもやっていっている人がたくさんいる。


だが、真理子の母、里見に、


小さい頃から真理子に「友達を作れ!」「友達がいない奴は暗い人間ばかりだ」


といわれてきたため、友達ができないと、どうしよう、と思ってしまうようになった。


小学4年の頃は、友達と喧嘩しただけで、ほっぺたをつねられたことだってある。


それが原因で、ストレスで胃がいたくなって、体重が6キロも減った。


中学校に入る時に、スカートの採寸を計りに来た人には、「細すぎる」と言われた。


女の子には喜ばしいその言葉にも、私は嫌悪感を抱いた。


そして、今とうとうストレスが爆発したのか、うつ病になってしまった。


精神科の先生には、このまま学校をつづけていくのは難しいだろう・・・と言われた。


というのも、真理子の通う短大では、保育士になりたいという人が集まっている。


いわゆる幼児教育科だ。


その為、勉強はできていても、教育実習は体に無理がかかる。そう言われたからだ。


友達を作ることはおろか、学校にも行けなくなった。


夢だった幼稚園の先生にもなれない。


もう絶望しかみいだせない。





そんな中、真理子は自殺できる場所を次々とさまよっていた。


高い建物にも、何度上ったか分からない。


首をつったりもした。


だが、どれも苦しくて途中で終わってしまう。


毎日涙だけがとりとめもなく流れた。


もうここら辺で終止符を打とう。


そう決意してやってきたのは、地元で自殺で有名な崖。


真理子の家からちょっと離れていたため、640円のバス代を払ってやってきた。


この崖に飛び込もう・・・


そう決めてからもう5時間の時が流れていた。


トントン


と背中を叩かれた。


見ると、50代か60代かのおじさんが、にこやかに笑って私を見ている。


真理子は身の危険を感じた。


自殺しようとしているのに、身を心配するなんて変だろうとおもいながらも、


あいそ笑いをしてしまった。


「ここはいい眺めだよね~。」


おじさんは遠くを見つめる。


「そうですね。」


真理子も、おじさんと同じ遠くを見つめた。


「おじさんはこういうものだけど、」


そう言って差し出したのは、NPO法人と書かれた名刺。


聞いた事がない名前だ。


しかし、名刺を差し出す。ということは、少なくてもただ妖しいおじさんなだけじゃないことが分かった。


「少し話を聞かせてくれないかな?」