那向弱鬼意遅延
以下の動画をみて、ジャッキー擁護を思い立ちました。先に言いますが、ジャッキー擁護であってジャッキーの発言内容への賛成ではありません。
息子さんの減刑のために共國の広告マンとなったということでしたら、彼の心中には麻薬取締法違反の刑が重すぎることに関しての異議があるでしょう。声に出せない異議。
過去に麻薬で非道い目にあった共國がそれを重罪にするのは健全な向きではあります。しかし世界の同様の罪に対する刑の基準も知るであろうジャッキーにとって、それで息子さんを死なせるのはあまりにつらかったことでしょう。
息子さんが麻薬を手に入れた経緯がどうなのかよくわかりませんが、もしも日本国までも噛むような入手ルートなら反日にまわることに躊躇は無かったでしょうし。まったく日本国が噛んでいなかったとしても、きっとあれだけ友好を温めた日本人たちなら、私がこれを心から発言してなどいないとわかってくれる、という気持ちをもって、共國のための台詞を読んでいたのだと、私たちは察してあげてもいいのではないでしょうか。
腰に刀や鞘も提げていないくせに侍魂を他者に要求するのはノリノリの軽薄な日本人たちが、そのいまのジャッキーを中国の犬と呼んだとしても、私はジャッキーという人間に憎悪や敵意を向けるのは止しておきます。かといって、そう呼ぶひとたちに許してやれというつもりもないですが。
私はジャッキーに理性的なのに自由奔放に動けるアクションシーンをみせてもらって、心配しながらもヒトの可能性についての目を見開かせてもらえる思いでした。
いうなれば、彼のその活躍を、強さを目の当たりにしたはずなのに、麻薬に手を染めてしまった彼の子の弱さを残念に思います。ジャッキーが人としてそういう取引に応じたことに関して、以前同じような動画をみたときには残念に思いましたが、今回はもう、思わないようにします。
この場合いちばん残念におもうべきなのは麻薬を売った者達のことでしょう。
ほんと、それが日本国でないことをいのりますよ。
日本国かもしれんなぁと思いつつ…。
おはようございます🙂