夫婦になる…籍を入れる、家計を同一にするってことは、片方が背負った業を、もう片方が分け持って担うってことでもある。


婚活で、オカネもちの男性がいい、なんていう女性は、たとえばそのオカネもちの男性がずるいことわるいことをして大金を稼いでいたんだとしたら。その大金を妻だからって使うのは、そのずるいことわるいことの報いだとか怨嗟だとか、そんなものを引き受ける対象にもなるってことと同じなんだよね。最悪旦那の業を被って殺されても仕方ないってこと。其の辺、逃げ切る気でいるのかな。もしその気ならそんなもんはもう結婚じゃないし。



そういうとき、マウンティングのためにバカにしたのか、人間性のためにバカにしたのか、過去に他者をバカにしてよかったのかよくなかったのかの答え合わせにでくわす。



大金を稼いでいたってことは、素晴らしいことをしてきたひとだってことなんだ……とは限れないものね。

他人を騙して、怪我させて、病気にして、殺して、そうやって大金をせしめただけだったら、それはただ大金という名の怨嗟を抱え込んでいるだけの状態になる。その大金では幸せになれない。


だからその大金にも有責割合を、とりあえず自分で定義、仮定してみながら未来を探らなくてはならない。これほんとうに、その金額に見合うことなんかなって、随時見直さなきゃいけない。



『逃げ上手の若君』のアニメが始まったねえ。

逃げ切れば勝ち、これはある一定の富裕層には刺さる言葉だろうね。


ただ、現実においては、不当なことでオカネをせしめられた人達が怨嗟を持っても、それは残念ながら?鬼ではない。

その場合逃げ切って勝ちたいやつが鬼なんだな。鬼舞辻無惨は逃げたことがあったな。



カネ目当てか??と恋愛において訝しくなったとして、そのカネ、ほんとうにフェアな稼ぎ方をしてためたものなら警戒して徳ゃが、もしアンフェアな稼ぎ方してためたものなら逆に、分け持ってもらえることに安心して徳なんだよね。

男の方がたくさん飯を食い、わかりやすく業深な生き方をしている場合が多いんで、男は女に婚姻費用を払うことを大してイヤだとは思わない。そこには上記のような、業を分け持つっていう本質があるんだ。


しかし昨今はだいぶ女男平等も進んで、男も女もあまり業深さが変わらないようになってきた。

そうなると、女性も婚姻費用を払わないとしたら、男は女性の業を分け持ってやることができず。女性は深い深い業に押しつぶされて不満たらたら恨みたらたら、次第に不幸になっていく。


自分の業深さくらい自分で推量しておくべきだし、結婚しなくては分け持つことは不可能なので、それらはつねにリアルタイム。



柴咲コウさんや、中島知子さんは、うまく抜け出したよね。




推量して、それを、違法行為しないための枠組みでもって補正して、所得、の意味をなんどでも問い直したいよね。人間は場所じゃないんだから。












おはようございます🙂