ローラー練習。
その屈んだ姿勢での前進とは本来…自転車なしだとどういう身体の使い方なのだろう、と。
畳の上や、土間と畳の間の靴を履く部分なんかで四つん這いになってやってみた。
そんなにも屈んでは、大して前に進めない。
前は左ズレ、後ろは右ズレ、それを踏み足引き足に適用して、思い切りやるも何も、大して前に進めない。
愚直には、指先一本ぶんしか丹田が前進しない。
今、ズズズ…、とずるをやってもやはりそんなに進まない。
指先一本ぶんしか進まないのを、正直にローラー台上でやってみたら、いままででいちばんブレの少ない、頭も低い、いかにも競輪選手が走行しているふうの姿勢になった。
これに、ズズズ…、を付け加えたら、もっとプロのローラー練習っぽくなるだろうか。
とりあえず、いちばん頭が低い1秒の動画を視ると、お腹や胸が背中の丸みに対して、まったくの水平になっているのが気になる。
これは…なんだ?
一時停止した動画をゆびでなぞる。
やはり、腹が肚なんだろうな。
太腿にかくれた肚が想像できた。
速度はここ最近のローラー最高速度より8km/hも遅い。覇気がない。まだ、自身より自分が、それこそ指1本分しか出ようとしていない。
肘がまえより10cmくらい低くなったのは良い。
これ、もう少しハンドルを高く遠くしたら、前腕が水平になりそう。前腕が水平は、いちばん空気抵抗が少ないはずのフォーム。
やるか…?
待て。また靴履き部分で四つん這いシュミレーションだ。
両腕が左前に行こうとするのが気になる。
左右非対称是正は下半身で終えられないのか。
四つん這いで、下半身だけで左右非対称是正をやろうとすると、両腕がわずかにだがヘビのように左に右にとゆれることがわかった。
これも敢えて再現するなら、ハンドルを高く遠くしてよいかな?
…。
頭が狂いそうだ。
なにか、なにかが気掛かりだ。
なにか妙だ。
なにかおかしい。
そうだな…。
そんなに、四つん這いのときほど小さく萎んでないよ、ローラー台上では。
つまり、そのヘビのような動きはいまのセッティングでもやってみるべきなんだ。
やってみよう。
こんにちは😐