職場についてから持ち場につくまで、なぜか遅くなったり速くなったり、自覚と異なってそうなってしまう原因がわかった。
職場に遅く着いたら持ち場まで慌てて急ぐからとか、職場に早く着いたら持ち場までゆっくりしてしまうとか、そう考えていたが、それは原因の5割もなかった。
有責5割以上は、挨拶を返さないひとにある。
最近職場で、夜勤ではなく昼勤になったため、持ち場につくまでに挨拶することが多くなったのだが、返答率が低いのである。
正午にはなっておらぬ、11時前だが、おはようございますの時間じゃないだろと天然素人なことを思っているのか、それともシャイボーイシャイガールなのか。とかく、返答率が低い。
職場での挨拶というのは、どんな時間であっても出勤者は、おはようございます、である。有名な話である。
別にそんなもん業界意識だからオレは8時前までしか おはよう とは言わないぜ、とか、そういう主義なら主義でも構わない。しかし、構わない、である。そういう主義のひとには構ってあげられない。
なぜどんな時間でも おはようございます なのかといえば、その現場に足を運んだ距離や苦労は簡単には、うかがい知れないからである。どんな苦労を乗り越えてその時間帯にその現場に足を運んだのかわからないから、その日最初に出会った同僚、仕事仲間に、おはようございますね、とまずは出勤を労うのだ。
これをお互いにやれないということは、挨拶を返さないほうが、私は苦労してここまで来たけど、あんたは苦労して来ていないでしょ、と勝手に決めつける意味になる。
そんな厳密に考えなくても…と、わたしも今朝までは、そう構えていた。しかしだめだ。
今朝、仕方ない仕事の話で持ち場寸前で足止めをくらったにも関わらず、一分の持ち場への遅刻を責められたのである。挨拶も無しに。
その責めたひとは、挨拶を10回に一回返すか返さないかで。最近はもう、たとえ早く持ち場に着こうがまったく返さなくなっていたのである。
そういうのは、結局、蓄積する。自分でも自覚できないほどに少しずつ。
皆さんは、なぜそのひとに限って目のつけられる失敗を繰り返すだろうか私は、と思うことはないだろうか。
それがつまり、挨拶をしないひと、挨拶を返さないひとなのである。
それはまるで剣道の試合において礼もせずにいきなり斜めから斬りかかってくるようなもので、そういうガチンコ勝負のプレッシャーをかけてくる相手?は、基本的に、平和に挨拶から始めたい人間には脅威なのである。脅威に気後れすれば遅刻も失敗もしやすくなる。
私はこれまで、どんなに相手が挨拶を返さなかろうがどうであろうが、わけへだてなくってやつだ。こちらからは挨拶をするように心がける人間であった。
しかしもう、挨拶を返さない者がこちらの気遣いの搾取者であると気づいたからには、心がけを変えていこうと思った。
挨拶を返す人は良い人。
挨拶を返さない者は狡いヤツ。
この判断をもって、気の持ちようを変えようとおもった。
この心がけの変化を決めて、ロボットみたいにしか動かなかった身体が軽くなった。
一回や二回でその判断をするわけではないが。
七回も挨拶をしないような者には烙印を押す。
もう、挨拶できないやつは置いていく。
時間を守るってのは、天然素人でいることに固執することなんかじゃないよ。冗談じゃない。
こんにちは🙂
🛫