肉体は老いる。


確かにその通り。


しかし心は…


それもひとつ。




待て、よし、を守って、節食する犬が長生きするように、


人もやはり動物なのだから、人生の甘さを頬張らなければ長生きできるものだと思っています。


飛行機がうるさいからと暴れまくって刑務所に行くルートだってあったんですよ。そしたら手っ取り早く低空飛行区の外に行けるでしょう?


けれどもそれは飛行機利用の別側面を世間にきちんと知らしめることにはつながらないという読みのもと、抑えた、抑えた、待った。



つぎつぎと新しく物を買って燃料を使い潰して(もひとついえば異性を食い散らかして)なんて、待たない生き方は極力してきませんでした。



だから私の老い方は遅いはず。




心はほぼ最初から老けていた。


自動的に若くなるレールの上ではありますが…




特に若さにも老いにもこだわりはないです。





今年度だけで、間近で、夢に破れた若者を二人以上みました。



人が生まれたり死んだりするからには、夢もいくつもあるものでしょう。




今日も1日1食でした。


長めのスパンでも大幅に、太ったり痩せたりをずっとずっと繰り返しています。


そんな寄せては返す波、満ちては引く潮も、ゴミや手紙をどこかに流し、わりと、たどり着かせる。





私は体型の安定にもキャラクターの安定にも肩書の安定にもほとんど興味がないです。



心さえ安定していればそれでいいんです。



そのためには識は荒れても真を見出し、真を伝えなくてはならないのです。



他人Aひとりの心の安定のために私と他人Bふたりの心の安定を犠牲にしつづけなければならないとしたら、私は他人Aを叱責します。あるいは、叱咤激励します。







那向醒安如来來