こんにちは。
食を細くしているせいでしょう。思うようには動けませんで、レ夢の内容ばかりダイナミックな午前中でした。
なぜか左右に動いてはならないという強迫観念が、ここ数日あったなぁというのを、目だけ覚めたりレ夢へと眠ったりしながら あっ!左右に動いていいんだ!と気づいたことから逆説的に、私に診ました。
これ書いて冷静かつ客観的になって解りましたが、おそらく HCバーによるかつてないスピード走行によるものでしょう。
むかしの、二十代の体が絶好調でなおかつ大食いもしたときと同じパフォーマンスを、小食なまま発揮できてしまうくらい速いですからね…。その速い走りで上下と前方向だけが強烈に脳か身体に刷り込まれたせいだと思います。
左右の動きももちろん活用してはいましたが、そりゃ車輪の転がる方向に 60km以上、時速 50kmが当たり前のような動きをやれば、なんだか左右という選択肢はほとんどありませんよね。自己新の最高速度もよほど厳しい左右の配分です。誤ると事故死ですからね。語感は駄洒落であってもほんとにそうなるとシャレにならない。
自己新から帰宅したすぐあとは体脂肪率も減っていましたが、寝て起きて計るとグンと増えて戻っていました。これ、身体が本能的に怯えて筋肉よりも体脂肪を選択した証拠ゃと思うんですよね。同じ経験を何度かしていますのでわかります。公道で自動車と並ぶようにして走行すると、すごい汗かいて走っても体脂肪率は増えがちなんです。
いよいよプロ競輪選手になりたいってんなら、自動車の少ない田舎道を選んで走るようにならねばという感じはしてきましたね。私の実家は、久留米競輪場にも北九州競輪場にもまあまぁ距離のある位置に有りまして、自転車で辿り着いて自転車選手になるんだと単純素朴に考えていた中2の頃の私の願いの延長で今の私がありますけれども。いったん自動車の多い道で自己新を出したからにはそれはそれとしてちやんと満足して。これからはなるべく日々は自動車の少ない道で鍛錬に励むようにすべき、と。今日はこの意識改革のために長い睡眠を必要としましたな、さては。
今日、50kmくらい走るつもりでしたが、また実家方向に行って、その最高速を出した道を走るくらいのコースにしようと思っていたんです。あまりリスクを考えずに。でも、考えたらそんなこと毎日繰り返していたらいつか事故死しますよね。力強く速い走りほど部品はすぐヘタれるわけですし。
皿倉山を越えて平尾台に行くコースが最も自動車と走らずに済むでしょう。距離もいい感じやし、平尾台は地元サイクリストには聖地のようにとらえられています。
競輪発祥の小倉競輪場は対外的にわかりやすい聖地で、内輪的には平尾台が聖地と。ややこしいので小倉はケイリンの聖地で平尾台はジモティーの親しめる聖域ってことでいいでしょうか。まぁ、こんな分別を誰がきちんと則って文化してくれるなんて思えませんけど。
実家方向はそれこそ実家に寝泊まりに行くときなんかで走るようにしましょうか。こないだみたいに、行きは抑えて帰りに全力。そのほうが疲弊を走行に持ち込まずに済んで、事故死の確率をきっと大幅に減らせる。あってはならない事故死なんで、確率もなにも、本質的にはナイですけどね…。
平日の走行は自動車の少ないコースを心がけます。
自動車と一緒に走れるノウハウの発揮は確かに私らしいんですけれども、スピードを求めるからには、どこかでその私らしさからは距離を置かねばならんゃったですね。
うーん。
まだ心残りはある…。
たぶん、なにかランチしたいお店とかに抑制して走って行くってのは、上記の限りではないんだと思います。
自転車…、それもひとりでまぁまぁな距離を HCバーでスピーディーに往復する日々には、そういう気楽な日も挟むべきでしょうね…。
これでいい?桑原束人さま。
水本樹人