おはようございます。



自転車通行可の標識がある国道で自転車が歩道と車道を都合で走り分けるのを見て、乗り手に憤慨しているひとのブログに苦言残してきました。セルフコピーはし忘れたので別な書き方をしたいと思います。



 自転車は専用道があってもなくても、自動車と歩行者の都合で車道走れよ!歩道走れよ!とよくどちらも思われがちな走行区分です。

 基本的には車道通行を言われているため、もし車道を走る自転車、走ろうとする自転車を見かけたら自動車側が距離をとるなり速度を調整するなりして、危険のないように大きく配慮する必要があります。歩行者には配慮するのに自転車となると配慮しないというのはおかしいでしょう?

 しかし車道は自動車優先だと勘違いしている運転手の場合、その配慮を嫌がり、歩道行けるんだから歩道行っとけよ!と怒りをあらわにしつつ、それが正義かのような調子で発言してしまうのを、ときどき見受けます。ハッキリ言ってそれ、1トンやら何百キログラムやらの車体を何十km/hで扱っている者の発言と考えれば、ナイフちらつかせて言う事聞かないと殺すぞ?と大人が子供に言っているのとほとんど変わりありません。

 どうぞ自重してください。

 自動車は圧倒的に自転車よりも重く強固です。

 もし歩行者が信号無視して自殺を試みようとしてすら、自動車はそれを避けきれねばなりません。それくらいの観察眼をもって、それくらいの速度意識をもって走るのが本来の、地に足ついた常識なんです。制限速度くらい守れなくてはその常識は身につきません。その常識が身についていれば、都合で歩道や車道を走りわけてみえる自転車に憤慨するとしても、それは歩行者が自転車に轢かれる心配をするだけのためになり、まさか自分やほかの自動車の運転手がその自転車を轢き殺す心配をするためになどなりはしません。


 繰り返しますが、自動車は自転車の十倍以上の重たさで、自転車の2倍以上の速度をスイスイ操ります。つまり自転車からみて自動車は20倍以上の脅威なんです。それでも車道通行が基本と法律によって言われる自転車の身にもなりましょう。自動車運転は、普段より20倍以上優しくなって行いましょう。










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