おはようございます。
制限速度、守っていますか。
今回はネチッコクいきますよ。
法律で決められた制限速度よりもプラス 3km/h〜10km/hはあたりまえ寧ろそうでなければまわりとの速度差が出来すぎて危ない…何度否定しても顔を出す誤解的相対性理論でしょうか。歩行者や小動物という速度の絶対値を考えに入れていないでしょう？それ。
まぁ、ここはひとつ極端に振り切って、たとえ話ですけども…あなたがどれだけ速度違反して／どれだけお好みで赤信号停止してもしなくても／小動物を轢き殺しても何なら歩行者を轢き殺しても、あなたは逮捕されることはないとでもしましょうか？
それでもあなたは制限速度を考慮すべきなのです。なぜだかわかりますか？
ブレーキです。
ブレーキをするたびにあなたは、出した速度が速ければ速いほど、あなた自身の体内エネルギーを消費しなければならないのです。
ご存知の通り永久機関は想像力の範疇を越えては実現しておらず、この先も輪廻とか業とか、そういった仏教的な思想なしには実現しないシロモノでしょう。
つまりブレーキもまた、ブレーキパッドを擦り減らせばそれで済むという問題ではありません。ブレーキパッドだけでも、擦り減らせばいつか買い換えることに…つまりはそのぶん働かなければならないことになりますし、ブレーキ機構自体、あなたの体内エネルギーから拝借したエネルギーを増幅させる仕組みになってはいても、やはりあなたに体内エネルギーを消費してもらわねば機能しないようにできているのです。
かんたんにいうと、スピードを出すほど、ブレーキで疲れることになるんです。
法律で定められたスピード以上のスピードを出されて勝手に疲れられても、国はあなたの疲労回復のために何をしてあげられるわけでもありません。自業自得の領域です。
あなたは、皆やっている／でなければ寧ろ危ないなどと嘘を言ってスピードを出しすぎ、ブレーキでその責任をちゃあ〜んと、とらされるのです。
シタミチにおいてだいたい 40km/hほどが、乗用車にとって最も燃費のよい走行だそうです。制限速度が 50km/hの道だからって、何も必ずしも 50km/h出し続けなくてはならないわけではありません。
特に片側二車線…追い越し車線が用意されている場合、左車線走行において制限速度以下で鼻歌まじりにマイペース走行をしたって本来、全然構わないんですよ。そんなのに苛立つやつのほうがどうかしているんです。
なんのための追い越し車線です？
違法行為して制限速度オーバーして追い越すための車線ですか？そんなバカなそんなアホな。
追い越され車線では制限速度以下でも問題なし！これが当たり前の法解釈というもんでしょうが。
体調がいつもマックススピードとマックスブレーキに見合うというパーフェクトな日々を続けられるはずはないでしょう。ほんの少しだけパーフェクトでない体調のときには、制限速度 50km/hの道を 48km/hで走ったり 45km/hで走ったりしても、全然良いんですよ。それを咎める警察官がいたとしても、やはりそれはその警察官がどうかしているんです。
40km/hで最も燃費がいいということは。
あなたが汗水垂らして稼いだオカネをもっともキープさせてくれる速度が 40km/hだということです。
それ以上のスピードを出すとあなたはガソリン代を余計に払うために余計に働かなければなりませんし、余分に必要になったブレーキ力のために体内エネルギーを浪費しなければなりませんし、さらに余分に削れたブレーキパッドやタイヤ、そのほかの短くなる部品寿命にも対応するべく余計に働かねばならなくなります。はい、それも自業自得なんです。
たとえ働き者の妊婦がいても、さすがに重労働をしては赤ちゃんを無事には産めません。ところで自動車の運転って、軽作業なんでしょうか重労働なんでしょうか。そんなこと、いったいどこのだれが検証してくれたことがありましたかね？
妊娠したら制限速度いっぱいなんて気張らず、制限速度以下で走行していいんですよ。まして制限速度いっぱい以上でなければ周りに迷惑がかかるなんてアホなこと考えてもしょうがないんですよ。これくらいならまぁ、大丈夫かな、どうかな、もう少し減速するかな、などと調整すればいいんです。
妊婦が乗ってます！ってシール、売ってなければ手作りしてクルマに貼ったっていいんですよ。
自動車のスピード&ブレーキなんて、どれだけ回数こなしてどれだけ身体に響くかなんて、とりたてて誰も教えてくれませんでしたよ？私ゃ高校物理の応用で、２０代の頃自分で推算しました。それに絶対の自信を持つでもなく、ひとつのモノサシとして今でも考慮に入れています。
臨月まで畑で野良仕事していたよ、なんて武勇伝を昔の人から聞き及んだことはあります。さて、スピード違反のあとの体力浪費ブレーキは、野良仕事と比べてどのくらいのキツさなんでしょうね？野良仕事した人なら体感で比較できるかもしれませんが、周囲のクルマとの相対性理論で生きちゃっていた人だったらもしかして、体感による比較も覚えが狂って不可能かもしれませんね。
あなたが違反スピードを出さなかったら、赤信号を待たずに右折できたかもしれないクルマなんて何台もいるんですよ。
あなたが浪費ブレーキなんかして消耗した部品の買い換えのために働きすぎや慢性疲労なんかの問題を抱えても、他人はあなたにどうしてあげることもできないんですよ。
総合的に考えれば制限速度を守ることは必ずしも 遅くなる ことでは無いのです。
疲れがたまったあなたは、いつか自分で出したスピードを止めるチカラを失って、事故というブレーキをかけることになるのでしょう。そのとき、誰も傷つかなければいいですね？？
そんな頼りない祈りよりもよほど、制限速度以下を心がけて運転するほうが、お徳だと思うけどなあー〜。
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那向交通安全